白銀に輝く神々しき剱岳と銀世界の山麓風景[1]/チューリップ四季彩館、常設展も見ごたえ充分です♪ | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

節分,立春を過ぎ、暦のうえでは冬から早春へと移ろう頃を迎えましたね~。

 

富山もここ数日は雪も降っていませんし、耳を澄ますと春の足音が聞こえてきそうな、そんな穏やかな気候の日が続いています。

先日、学校の駐車場のそばにオオイヌノフグリが咲いているのを見つけましたし、早咲きの梅やロウバイに続いて金縷梅(マンサク)もほころび始めているという事ですし、むしろ昨年の今頃よりも季節の歩みが早い気がするなぁ。

 

先月下旬には最強クラスの寒波が襲来したものの、1月をとおしてみると気温はかなり高めで降雪量も少なく、暖冬傾向なのだとか。

この先もまだまだ雪の降る日もあるでしょうが、早春,そして春に向けての季節の進み方も順調そうな気がします♪

 

 

さてさて、そんな感じで平野部ではちょっと物足りなく&不安になるくらいに雪の少ない今冬の富山ですが…北アルプスの峰々は白銀に輝く冬の装いを魅せてくれていますし、山あいではしっかり雪が降り積もり、銀世界が広がっています。

先月1月11日、富山市の『立山あおぐ特等席』呉羽山山頂からの剱・立山の峰々の大パノラマを存分に楽しんだ後は、上市町の“剱岳にもっとも近い山里”伊折地区に向かいました。

 

この日も富山の街にはほとんど雪がなかったのですが、標高約450Mの剱岳山麓のこの地はまるで別世界…さすがに例年よりは少なめではあったものの、山麓一帯数十センチはあろうかと思われる深さの雪におおわれており、冬の陽射しを受けて清らかな白い色彩を魅せてくれていましたよ~。

 

雲ひとつ見当たらない空も澄みきった深い青色一色でしたし、鋭く荒々しい岩稜を白銀に輝かせる標高2,999Mの剱岳の美しさと神々しさは言うまでもなし!!

富山市内からの眺める時よりも峰までの距離がぐっと近いですし、文字どおり眼前に威風堂々とそびえ立つその姿は迫力満点!!

 

特に早月川にかかる伊折橋からの眺望は本当に素晴らしく、空,剱の峰,雪,清流という4つの要素が描き出す、これぞ冬の剱岳山麓の風景!!と言えるような見事な絶景をのぞむ事が出来ます。

 

ちなみに伊折地区からは、剱岳から剱御前,奥大日岳から大日岳にかけて連なる稜線も一望する事が出来るんですよ~。

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

 

それでは後半はチューリップ四季彩館の続きを…3月下旬まで開催されている常設展『季節を彩る花々~早春~』の様子をどうぞご覧ください。

 

エントランスを通って、やさしい自然光がタップリ降りそそぐガラス張りの展示室『ワンダーガーデン』に入ります。

 

館内の案内板に赤い可愛いハートがあしらわれていますね~。

チューリップ四季彩館の“早春”はバレンタインデーをモチーフにした展示内容になっている事が多いみたいですね。

 

 

元気いっぱいの鮮やかな黄色や赤色のチューリップをはじめ、様々な品種のプリムラやラナンキュラスなどのお花達が、ホール内をあたたかくやさしい早春の雰囲気につつみ込んてくれていましたよ~♪

余談ですが、この黄色いチューリップ『ホームラン』という品種なのだそうですよ(…村神様?)。

 

背丈も高いですし、確かに存在感抜群!!のチューリップですよね~。

 

 

500本のチューリップの切り花にぐるっと360℃囲まれる体験が出来る円柱形の展示スペース『チューリップパレス』も、バレンタインデーをイメージしたオーナメントなどで飾り付けられていましたよ~。

 

 

チューリップパレスの出入り口のそばにいる、新キャラクターのアヒルくんの目も“バレンタインデーバージョン”になっていました♡♡

『チューリップパレス』の周りに咲くチューリップ達、黄色,赤色に加えて、可愛らしいピンク色のものもありましたよ~。

いちばん春らしいイメージがありますし、数あるチューリップの中でも大好きな色のもののひとつです。

 

 

 

室温15℃に保たれた展示室『パレットガーデン』内にも、色とりどりのチューリップが満開に咲き誇っていました(こちらは一年中こんな感じなのですが)。

今回は背丈が高くてお花もわりあい大きめのものが多かったですし、前回以上に見ごたえがあった気がします。

 

屋内とはいえ、これだけの花数があるともう春爛漫,春本番といった感じがするなぁ♪

そうそう、今日学校の花壇を見てみますと、チューリップの小さい芽がいくつも出てきているのを見つけましたよ~!!

土の中でもしっかり生長して、魅力いっぱいのお花を咲かせる時をじっと待っているのでしょうね。

 

 

部屋全体が鏡張りになっていますので、まるで壁の向こうにもチューリップのお花畑が広がっているような感覚につつみ込まれます。

 

 

 

一足早い“チューリップがいっぱいの春”を満喫する事が出来たひとときでした。