1か月ぶりに訪れた冬晴れの日…青空に映える白銀に輝く剱・立山の峰々もバッチリ見えました!![2] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

今週は日本列島全体がまるで巨大な冷凍庫に入ったかのような厳しい寒さに見舞われていますね。

 

富山でも火曜日1月24日のお昼頃から風雪が強まってきて、気温もみるみるうちに急降下…お昼過ぎには既にマイナス3℃にまで下がっていたようでして、凍結防止のために学校の屋外水栓の水をチョロチョロ出しておこうと蛇口をひねったのですが…既にガチガチに凍り付いており、右手の握力55キロ以上の私でもビクともしませんでした。

 

帰宅時も吹きつける暴風雪に加えて道路脇の粉雪が舞い上がり、時にほぼホワイトアウトの状況…みんな超ノロノロ運転でしたので、私も自宅に戻るまでにいつもの3倍くらいの時間がかかったなぁ…。

 

大雪の予報も出ていたため、黒部市の小中学校は翌日は臨時休校になったのですが、幸いな事に最低気温こそマイナス6℃以下だったものの、積雪は10センチ程度で大した事なくすんでくれました。

道路はスケートリンク状態になってはいますが、酷い渋滞や立往生が起きるような状況ではなく、生活にはほぼ支障はありません。

 

とはいえ、あと数日は厳寒の日々が続くようですし、気をつけて過ごしたいと思います。

 

 

そんな感じで、今週は北アルプスの峰々も厚い雪雲におおわれたままでその姿を見る事は出来ないのですが、先日1月11日は早朝から冬晴れの青空が広がり、県内各所から白銀に輝く剱・立山の峰々をバッチリのぞむ事が出来ましたよ~!!

 

富山市の『立山あおぐ特等席』呉羽山の山頂からも、富山の街の向こうにまるで屏風のようにそびえ立つ白き峰々の大パノラマを一望する事が出来ました!!

標高3,000M級の峰々が連なる北アルプス剱・立山連峰。

中でももっとも美しく、神々しい白銀の輝きを魅せる冬の姿は『神々の座』とも称され、深く澄んだ青空に映えるその姿はまさに荘厳の一言…何度目にしても見飽きる事は決してありません。

 

中でも特筆すべきは、やっぱり剱岳と薬師岳でしょうか。

どちらも日本百名山に選定されている名峰なのですが、鋭く荒々しい剱岳がとっても男性的であるのに対し、なだらかで優美な薬師岳は対照的に女性らしい雰囲気…この山域を代表する“美男美女”と言えるように思います。

 

雲ひとつない青空が広がる日は月に1,2日あるかないか、という冬の富山…だからこそ、そんな日に目の前に広がる『神々の座』の姿に心魅かれるのでしょうね。

 

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

それから1月22日は曇りの予報ながらもお昼頃には青空が広がり、陽射しも届く穏やかなお天気になってくれました♪

ここ数日とは正反対のあたたかい日でしたので、今年2回めの観梅に富山市の豪農の館・内山邸に出かけてまいりました。

 

今月初めに訪れた際にも紅梅がチラホラほころび始めていたのですが、それ以降も季節外れのあたたかさが続いていた事もあってでしょうね…梅園内に数本ある早咲きの紅梅、もう見頃と言っても差し支えないくらいの開花状況になっていましたよ~!!

 

梅園の東門から入ってすぐの所にある紅梅、近づいてみると甘い匂いがフワリと届きました♪

この紅梅の植えられている場所は剱岳を綺麗にのぞめるポイントでもありますし、もう少し開花が進んできましたら素敵な共演を魅せてくれるはずです。

 

 

これだけ花数が増えてきますと、遠目に眺めても充分華やかに映るものですよね♪ぴんと張られた雪吊りの縄もいい背景になってくれます。

 

 

やわらかな冬の陽射し(富山では本当に貴重なものです)が、咲いて間もない紅梅やふくらみかけた蕾をやさしく照らしてくれていました。

 

 

趣のある白壁の土蔵のそばの紅梅もずいぶん華やかになってきていたなぁ。

こんないいお天気だったにも関わらず、この時の来訪者は私の他には結婚式の前撮りをされている方々が1組のみ…そのぶんゆっくり観梅を楽しむ事が出来ました。

 

 

生垣の門のそばにあるこちらの紅梅も、内山邸の梅園でもっとも早くに咲き始めるもののひとつです。

とはいえ今週のこの厳しい寒さで、それまで早足だった開花にもさすがにちょっとブレーキがかかったでしょうか。

 

 

この日は空の低い位置には雲がかかっていましたが、見上げる高い空は抜けるような青さ!!花数を増やしてきた紅梅のピンク色も鮮やかに映えていましたよ~。

 

 

2月も足繁く通う事になりそうです。