9月もあっという間に過ぎ去り、間もなく10月がやって来る、という頃となってまいりましたね。
それにしても、今年の9月は本当にお天気に恵まれないなぁ…ここ2週間位は傘が手放せない日ばかりでして、北陸地方は台風の影響こそほとんど受けていないものの、何だか梅雨以上に雨が多く降っているような気がします。
とはいえ、昨日はお昼頃までは久しぶりにスッキリとした青空が広がる、陽射しタップリの暑い一日となりました。
北アルプスの山並みもくっきりと見えていましたので、少し早目に学校に出勤し、始業前に4階のベランダに出て外を眺めてみました♪
北方稜線~剱岳方面。
よく晴れた条件の良い日には、山頂部分がちょこんとだけですが、こんな感じに剱岳の姿をのぞむ事が出来ますよ。
ちなみに私の勤務先の中学校のある辺りが、富山県内で平野部から剱岳の姿を眺める事が出来るいちばん東の方にあたるそうです。
とはいえ、この山を眺めるならやっぱり滑川市よりも西側の方がより美しい姿を楽しむ事が出来ると思います♪
なだらかな山容の僧ケ岳。
雪融けが進んだゴールデンウィークの頃に、山頂付近に僧侶の姿の雪絵があらわれる事が名前の由来で、私の住む黒部やお隣の魚津では、田植え作業を始める目安とされてきたそうですよ。
後立山連峰の山々ものぞむ事が出来ます。
毎年10月のうちにたいてい一度は初冠雪が見られますし、秋も深まり冬の気配も漂い始める11月中頃からは、日ごとに山頂から山麓へと向かって白いものが降りてくるようになり、いちだんとその美しさを増してきますよ。
母校=勤務先の中学校の周りもかつてと比べると団地やアパートなどが増えてきてはいるのですが、のどかな田園風景が広がる様子とその向こうにそびえる北アルプスの山々の美しさは、20年余り前に私が生徒だった頃、昨日と同じように休み時間にベランダから眺めたり、授業中にしょっちゅう窓の外をよそ見したり(当時の先生方、ごめんなさ~い)、通学時に自転車に乗りながら仰ぎ見ていたあの時と全く変わりません。
そうそう、学校の中庭にある大きなキンモクセイの木もお花を咲かせ始めており、職員室や理科室の窓を開けていると、あのとっても良い香りが室内にも届きます。
見た目よりも、香りで初秋を感じさせてくれるお花といえると思います。
雨続きの中でも、確実に秋はやって来ているようですね♪