こちら富山は、今週末も雲が主役の空模様となっています。
この先しばらくも、大きくお天気が崩れる事こそ無さそうですが、こんな感じでお天気はぐずつきそうな感じです…。
スカッとした秋晴れ快晴！の青空が待ちどおしいなぁ。
さて、私が現在勤務している中学校、実は私にとっては職場であると同時に、思い出の母校でもあります。
そしてちょうど今、グラウンドで新校舎の建設工事が来夏完成予定で進められておりまして、築６０年近い現校舎で過ごせるのも、あと１年足らずとなりました。
それに伴い、当然この先もう見る事が出来なくなる風景も出てきますし、実際にもう既に見る事が出来なくなった風景もいくつかあります。
そんな風景を、子ども達や先生達にも少しでも思い出に残してもらえればと思い、２階にある私の仕事部屋の外にちょっとした“特設ギャラリー”を設けてみました。
今回は『春景色』です。
桜咲くグラウンドから眺める校舎。
グラウンド外周の道沿いにはたくさんの桜が植えられており、学校をとっても華やかに彩ってくれます（まさにこの場所に新校舎が造られているため、この風景はもう目にする事が出来なくなってしまいました）。
私が今の学校に異動してきた赴任１年めに撮ったものなのですが、５年めを迎えた今年の春まで、とうとうこれと同等以上のものは撮れずじまいだったなぁ。
グラウンド外周の桜並木の一画、通称“桜の通り抜け”（とはいっても、そう呼んでいるのはたぶん私だけだと思いますが）。
２０数年前に（笑）私が生徒として入学した日に記念撮影をしてもらった、思い出の場所でもあります。
グラウンド沿いに植えられた桜並木。
かつては生徒としてこの桜を目にしてドキドキの新学期を迎え（笑）、今は職員としての立ち位置で、母校の春を楽しんでいます♪
グラウンド外周沿いの駐車スペース付近。
すぐそばは田んぼや畑で視界が開けているため、近くの県道を走る車や富山地方鉄道の電車の車窓からも綺麗に眺められるスポットです。
かつてプールがあった場所のそばにある大きな桜の木。
これを撮ったのは昨春ですが、子ども達を撮ってあげたり反対にカメラを渡して撮ってもらったりと、楽しい時間を過ごした事を憶えています♪
散りゆく様も美しい桜…クライマックスにはこんな感じで、辺りにピンク色の絨毯が広がります。
約６０年の間、たくさんの子ども達が楽しく学校生活を送る姿を、様々な経験を経て日々成長する姿を、そして３年めの３月にそれぞれが選んだ道へ向かって新たな一歩を踏み出す姿を見守ってきてくれた桜たちです。
女子生徒の玄関の窓からの眺め。
中庭に遅咲きの桜が植えられており、満開になると視界いっぱい桜色に彩られます。
この木もいずれ切られてしまう可能性があり、もしかしたら来年の春が最後になってしまうかもしれないなぁ。
桜だけでなく、白いコブシやモクレンも美しい母校。
毎年、職員室や会議室の窓の外は桜よりも一足早い春に彩られます。
勤務先の中学校（母校）、市内の小中学校の中でも春の風景の美しさ…春色の鮮やかさはピカイチだと思います♪
また新校舎の校庭の一画にも、新たに『桜の広場』が設けられる予定ですので、またみんなで新しい“春の風景”をつくっていけたらいいなぁ♪
ちなみに、春景色の後は『夏，秋景色』も紹介しようと思っています。