富山は今日も朝から春の青空が広がる、陽射しタップリのいいお天気となりました。
加えて、とても４月になったばかりとは思えないポカポカ陽気でしたよ♪
さてさて、富山では昨日、桜の満開が宣言されました！！
例年よりも１週間以上も早く、１９５３年に観測が始まってからも最速タイ記録なのだそうです（今朝の地元紙、Ｋ日本新聞参照）。
絶好のお花見日和！でしたので朝早く家を出て、一昨日にひき続き富山市の松川べりにお出かけてみました。
隣接する富山城址公園の桜も既に満開でしたよ。
白壁の富山城（中は郷土博物館になっています）との相性、やっぱりバッチリですね～♪
松川べりの桜並木もまさしく満開です！！
日本の桜の風景１００選に相応しい、それはそれは見事な美しさ，華やかさでしたよ♪
春の青空によく映え、川べりを春らしく彩るやさしい薄紅色の桜を眺めながら、今日は川沿いの道をゆっくり歩きました。
富山一の桜の名所とはいえ、朝の８時頃はさすがに人の姿も少なくて静かでしたよ。
そのぶん、のんびりと満開の桜を楽しむ事が出来たなぁ。
富山市役所もすっかり“春バージョン”ですね。
ゆったりと流れる松川に沿って、見事な桜並木もずっと続きます。
橋の上、川のそば、どちらから眺めてみても美しく、春らしさいっぱいの風景ですね♪
松川遊覧船。
ひととおり歩いた後、今日はこちらにも乗船してみましたよ。
城址公園にある売り場でチケットを買い、開放感タップリの所要３０分の船旅に出発！
船の上から眺める春の絶景はもちろんですが、船頭さんとガイドさんの面白い案内も醍醐味のひとつですよ♪
船上からしか見られない（撮れない）春の松川の風景です。
何だか人が増えてきたなぁと思って時刻を見てみると、１０時をまわっていました。
やっぱりこれ位の時間になると、人出も一気に多くなるみたいですね。
特に城址公園の周辺は、公園内も歩道も橋の上も大変な賑わいぶりでしたよ。
ガイドさんの説明によりますと、現在のこの松川べりの桜は、太平洋戦争末期の昭和２０年、富山大空襲で街がほとんど焼け野原にされた後、戦後になって市民の手で一本一本植えられたものなのだそうです。
いわば、戦後の富山市の中心市街地の復興と発展をずっと見守ってきた…という訳なのですね。
そうやって考えてみますと、美しさだけではない、様々な人々の様々な思いが込められた不思議な存在感があるような感じがし、何だか感慨深いものがありましたよ。
今まで知らなかった松川べりの桜並木の事も学べた、とっても充実したお花見になりましたよ。
ちなみに来週末はこちらでこれまた富山の春の風物詩・チンドンコンクールが開催されるのですが、今日のこの咲き具合では、それまでにはおそらくかなり散ってしまっているような気がするなぁ。
とはいえ、富山にはまだまだこれからが見頃！の桜の名所もたくさんありますし、まだまだ富山の桜の季節、これからが本番ですよ♪