前回のブログの続きになります。
室堂から歩く事3時間弱、標高2,611Мの奥大日岳山頂に到着すると、北アルプスをはじめとする峰々の描く絶景が迎えてくれましたよ。
まずは、真っ正面に迫力ある姿でそびえる北アルプス剱岳。
鋭く険しい三角形の岩稜が荒々しくも美しい名峰です。
山頂から右側が別山尾根、左側が早月尾根になり、遠くには北アルプス後立山連峰の峰々が広がります。
剱岳の反対側には、こちらも美しい北アルプス薬師岳や槍・穂高連峰の峰々をのぞむ事が出来ます。
この日はガスはほとんどかからなかったものの、お昼近くになると雲海が広がってきました。
山頂ではこれらの絶景を眺めながらお弁当を食べたり、他の登山者の方々から『遠くに見える、あの山は何という名前なのですか?』と尋ねられたり、何度か記念撮影もお願いされたりしながら、1時間近くのんびりしていましたよ(この好天と休日という事もあり、山頂はかなりの賑わいぶりでした)。
稜線を吹く涼風がとっても心地良かったです。
下山時にも、様々な高山植物や景色を楽しむ事が出来ましたよ。
ミヤマダイコンソウ(かなぁ)。
オヤマリンドウ。
シモツケソウ。
室堂乗越のあたりから眺める北アルプス立山。
上空には印象的な雲もかかっていましたよ。
ハイマツを手前にして撮ってみました。
今日から旧盆ですし、立山黒部アルペンルートはきっとかなりの人出になる事でしょうね。
明日まではお天気がぐずつく予報が出ていますし、散策や登山をされる方は足下などに充分注意してお楽しみくださいね。