昨日は夏休みを利用して、信州・戸隠へ足を運んできました。
こちらはお蕎麦の産地としても有名ですが、戸隠神社をはじめとする古来からの信仰,修験道の地でもあり、戸隠山や豊かな森林などの美しい自然にも恵まれている事もあり、最近ではパワースポットとしても人気があるようですね。
まずは戸隠神社・奥社と九頭龍社へ。
こちらへ参拝するためには、2キロ近い参道を登らなければならないのですが、あまりに暑かったのでその前にソフトクリームをいただきました(笑)。
緑色ですが抹茶ソフトではなく、熊笹ソフトです。
もちろん笹を食べた事は無いのですが、意外に美味しかったですよ♪
さあ、はりきって参道へ。
ほぼ中間地点にある随神門。
この辺りから有名な杉並木が登場し、荘厳で神秘的な雰囲気が高まってきます。
随神門を通り抜けると、両脇に樹齢約400年の杉並木が続く参道となります。
見上げてみると真っすぐ&かなりの高さと太さで迫力満点!いかにも古からの信仰の地らしい、荘厳で凛とした雰囲気がだだよっていました。
それでも木漏れ日や緑がとってもやさしく、空気も澄みきっていて、不思議と心が癒される感じもしましたよ。
人がかがんで入れそうな穴が開いた杉の木もありました。
注連縄がかけられていますし、きっとご神木なのでしょうね。
30分余りの登りで、戸隠神社・奥社が見えてきました。
昨日は雲がかかっていて少しうっすらとだったのですが、すぐ間近に戸隠山の峰々も見えていましたよ。
まさに山懐に抱かれた神社、という感じでしょうか。
奥社の隣には、戸隠神社・九頭龍社も鎮座しています(戸隠神社はこの2社の他にあと3社あり、全部で5社からなっています)。
続いて、戸隠神社・中社へ向かいました。
こちらの境内には,樹齢約700年といわれる見事なご神木があります。
社の裏手には、涼しげな滝もありました。
中社の周辺にはお蕎麦屋さんやお土産屋さん、民宿などがたくさんあり、観光の中心地になっている感じでしたが、奥社同様に緑につつまれており、一歩境内に入ると驚く程静かで落ち着いた雰囲気に満ちていましたよ。
戸隠神社・火之御子社。
こちらの境内の入り口にも立派な杉の木が植えられていました。
そして最後に参拝した、戸隠神社・宝光社。
杉並木に囲まれた270段の急な石段を登りきると、立派な社殿が見えてきました。
はじめのうちは曇りがちだった戸隠山、お昼過ぎになって綺麗に見えてきたため、ビュースポットの鏡池にも立ち寄ってみました。
その名のとおり、鏡のように水面に綺麗に戸隠山が映っていましたよ。
ほとりの草木の緑も夏の陽射しに輝いており、爽やかな雰囲気に満ちていましたよ。
うっすらと霧がかかっていたりしても、なかなかいい感じかもしれませんね。
伝説によると、この戸隠山は天照大神が隠れていた天岩戸から出てきた際、開けられた岩戸が投げられてここまで飛んできて山となったものなのだとか。
高原とはいえ昨日はかなりの暑さだったのですが、ひとたび神域に入るととっても涼しくて爽やかな空気につつまれており、心身ともに癒されたひとときでした。