先週土曜日の早朝

届いた

1通のLINE


後で読もかなと思いながら


開いてみた。


2、3年 ご飯行ってない

友だちからのLINE




先日、病気が見つかり、

療養のために

北国を離れて実家に帰るという。



なんで?


なんで?








この歳になれば、

気を遣わずに話せる友達なんか、

簡単にはできない。




ましてや

友だち沢山ほしいってタイプやない私は

できる方が珍しい。




一緒の職場にいた頃、

その光るセンスや

1人でちゃんと立っている

清々しさが好きで

たまに会って話す友だちやった。






こんな素敵なイラストや詩を描く彼女 キラキラキラキラ





最近は、コロナや

お互いの転職なんかで

声をかけ合うことをしてなかったことが

悔やまれた。




会いに行かないと。  🚗



会ってなんて言えばいいのか

わからない。




でも、連絡をくれたのには

何か意味があるはず。


そう思って、訪ねた。



片付けに来られていたご両親に

私の紹介をして

パタパタと動き回りながら


どちらかと言うと元気な声で

明るく喋り続けている彼女。


私は何も言えず、


お母様が涼風に

寒そうな仕草をされたのを

きっかけにさせてもらう。


「そろそろ帰るわ。」


結句何も言えてへん。




言葉の代わりに

抱きしめた。


彼女の背中は

痩せていた。


こんなに細い体で

ず〜っと 頑張ってたんやな。






人生には様々なことが起こる。


出会いと別れを

繰り返して。



次々と出会いを楽しんでいた

若い頃と違い、

これが最後かもという思いが

頭をよぎることも増えた。





今は戻らないから

大切なんじゃなくて

今を重ねて明日へつながっていくから


    小田和正 「ずっと待っていた」 より





いつか会える日のために

今日を大切に生きよう。




涙でぐちゃぐちゃになりながら、

そう思った帰り道。