さて、昨日の「バスでの帰宅」の珍道中について。


昨日のブログには、中心地からの帰宅はバスターミナルからバスに乗って買ってきたところまで書きました。


そのバスターミナルで、私たちが探していたバスの番号を見つけ出すことができず、うろうろしていると・・・。

親切に、バスターミナルのお兄ちゃんが近寄ってきてくれました。

そこで、バスマップの自分たちの住んでいるところを指差し(前もって記しつけておきました。)「ここに帰りたいのだけれど。。」と言ったとこと、物凄いベトナム語で説明してくれて、満面の笑みと一緒に「こっちに来い。」ばりに手で合図してくれました。


そのまま着いていくと、私たちの目的の番号とは違うバスの運転手3人に次々と話しかけてくれて、ようやく3番目の運転手と話した後「これだ!これに乗れ。」と手で合図してくれた。



明らかに番号が違う。けれど、私たちも以前住んでいた方からいただいたバスマップだったので、「いいよ、きっと新設されたラインなんだよ。」と旦那さんを諭して乗車。そして、出発待ち。


その間、ターミナルなので、運転手さんとベトナム語の本を使って「何時に出発なの~。」とか、「幾らなの~。」とか、旦那さんが聞いてくれました。ダメ押しで、再度運転手に「ここに行きたい!」とマップを見せるが、「うん。うん。」とうなずいて、にこやかに笑みを返してくれたので、「これで帰れる~。」と一安心。


バスは発車するまでは、エンジン切っているから暑いのと、どう考えても運転手さんの趣味としか思えないベトナム版演歌ががんがんかかってました。


そして、いざ出発!

目的のバス番号と同じルートを通るかマップと道路をにらめっこ。

途中、目的の番号のバスが併走。

『おぉ!バスターミナルのお兄さん、ちゃんと乗せてくれたじゃん!』と思ったのもつかの間。

絶対にここで曲がらないと、、というところで、私たちのバスはそのまま真っ直ぐ走ってく。

そして、目的のバスは、、ちゃんと曲がってきました。



ここから、私と旦那はハラハラ。

まぁ、住んでいるアパートが高層だから、それを見失わないように地図とにらめっこ。

おっと、どうもこのバスは遠回りこそしているが、住んでいるエリアの方までは行きそうだ。

これで帰れるぞ、と思っていたら、、旦那さんの一言で現実に引き戻される。


「マップ上にうちのエリアの2キロ位手前にバスターミナルがある。多そこで下ろされる。」と。


『えぇ??』と思ってマップを見ると、確かにバスターミナルが・・・。


そうです。結局そこで下ろされました。


運転手さん、親切に乗り継ぎバスを指差して教えてくれる。

でも、このバスターミナル、目茶目茶賑わっていて、人もいっぱい乗っていて、運転手さんにいろいろと聞いている暇がない。その横でバイクタクシーの運ちゃんが「乗っていきな~。」ばりにベトナム語と身振り手振りで話しかけてくる。


そのまま教えてくれた番号のバスに乗ったら、、これまた途中までしか行かないと。

そしたら、バスの運転手さん、親切に「タクシー(みたいな)」と連呼。

そうだよね。タクシーに乗るべきだよね。


でもね、バスに乗りたいの。


なので、「もう、いいです。バスが無理なら、ここから歩いて帰ります。」とばかりに、バスを降り、結構大きな道の横を旦那さんと2人、2キロくらいトボトボ歩いて帰りました。


幸いなことに、昨日は曇っていたので、二人ともばてる事はなく、無事到着しました。

でも、ヘロヘロ。お昼も、おやつも食べてなかったので、そのまま近くのカフェに行きました。



ベトナムの人って、基本的に親切。そして、いろいろとやってくる感じが・・・。

でも、意外と大雑把だな~と実感。

ここで、少しでもベトナム語話せれば、きっとこんなことにならなかったんだろうな~と。


やっぱりベトナム語必要かな~。