338鞍目 調馬索で見えてくる上下関係w | ぽんこつライダー、自馬を持つ

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元競走馬を引き取って、二人四脚奮闘する備忘録
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8/12の記録です。

今日も調馬索からスタート……も、ムーンさんは私は怒らないと思ってるようで、全然反応ナシのタラタラ速歩。追い鞭で後ろから追ってもダメ、お尻に軽く当ててもその瞬間だけ。なにをどうしたって一定のペース以上の速度に上がらないという、完全なおさぼり状態。

「だって怒られないもーん」の感じがめっちゃ伝わってくる。ちょっとプレッシャーかけたって聞く耳持たず。いっそスゴイ。

先生が来たら「やべっ」と思ったのか、ちょっと前に出ました。なんて分かりやすい。ちょっとむかつく。(笑)

左手前がそんなざまなので、右手前は先生が回してくださいました。くっ、まずはここから関係性をきっちり作らないと、そんなの乗ったって変わらないわ。

もうちょい私が思っているよりも、調馬索で回す円は小さくてもよかったのかもしれない。追い鞭当てて、って言われても届いてなかったもんな。(自分の腕の長さを知る)

 

で。乗ります。

乗ってからはまあいつも通り。私はいつも通りだと思ってたんだけど、先生から「止めて!後退!!前出して!」という檄がいきなりとんだので、なんかよくないことをしようとしていたのか、していたのか。そこからちょっと心を入れ替えた感じのムーンさんの動き。

横木一本置いてあったので、それを速歩、駈歩で通過しながらフラットワーク。動いてきたところで①のバウンスへ。前回もそうだったけど、このバウンスはとてもいい感じで向かってくれる~。時々入りの回転で私が脚を強く使いすぎると頭をあげてブワッと向かいそうになるので、あんまり追い立てないように気を付けます。前回、今回で大分追い立てずに回転に入れるようになった気がする。速くなりそうなときこそ人が落ち着いて抑えるし、前に出ないなって思ったらちゃんと脚使う。当たり前のことなんだけど、なかなかできないんだよね…。

最後は「おおん、オクサー結構高くない?」と思いながら通過。安定して跳んでました。偉い。

 
②ラインの1個目障害はプランクでした。まずはこれだけ何回か右手前で入ります。最初見るかも、と思ったらめちゃめちゃ突っ張って入ってやっぱり止まってしまったので、すぐ入り直して四つ足ジャンプっぽかったけど押し込んで通過。もう一回行ったらまた障害前のラインでぐねぐねして逃げそうだったけど、どうにかこうにか挟んで向かって通過。さすがに3回目は素直に跳びました。
で、②のライン。2回やりました。間2歩のダブルは、2個目に赤いブロックが入っているので一応見せてから。でも普通に跳んでくれました。2回目は向かいながらも「プランク高くない?w」って思ったけど、ちゃんとやればちゃんと跳ぶのがムーンさんなので、真っ直ぐ入って逃がさないことをまずは私がやること。2歩のダブルもきちんと2歩で通過したのでおしまい。
まだまだ速度は遅いんだと思うけど、それでも2歩のダブルが2歩で行けるだけ一年前よりマシじゃない!?ダメ!?
競技に向かうメンタルでもないし、競技に行くには超低速走行だとまた言われてしまうんだろうけど、でもとりあえず低速でも御せなきゃしょうもないので、この2回のレッスンは個人的にはとても上出来。って思ってる。
でも速度慣れはなぁ…。ムーンさん、脚は速いはずなので出せば出るんだけど、如何せんここまでの所業に私がもうビビってる(「スピード出た状態であんなことやこんなことをされたら死しかない」マインド)がある限り無理な気がする。笑