私は、
「海外の人=カッコイイ♡」
という確固たる思いがありました。
この思いは、私の人生にすごく影響していて、
これをもとに、
いろいろな考えを持ったり、
人生の選択をしていたと言っても、
過言ではないほど(笑)
なので、
英語が好きだし、
留学もしたし、
海外旅行にもたくさん行きました♡
そのほかにも、私の人生の随所に影響があります。
「海外」とは本来、日本以外の国すべてを指すけれど、
ここでいう私の「海外」とは、
アメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどを指します。
ざっくりな上、めっちゃ限定です。(笑)
そんな私ですが、
純粋に自分の「好き」を表現していませんでした。
「やっぱ、海外の人ってかっこいいよね〜♡」
この言葉を聞くと、
絶対に「そうだよね〜。」とはならず、反発心が沸き起こり、
「私は別にそうは思わないですよ〜。」と平静をわざわざ装っていたし、
日本人で「海外と関わっている私カッコイイ。」という雰囲気を出す人を見ると鼻についたし、
その反面、自分は心の中で、「海外に精通している私♡」にうっとりしていたりしました。
なんで純粋に「好き」と言えなかったのか。
それは、
私は「海外かっこいい、日本ダサい」と思っている人ととは違います!
ということを主張したかったのです。
というのも、
「海外カッコイイ、日本ダサい」と言っている人は、
ダサい。
と思っていたから。
だから、私は
海外も日本も対等にカッコイイ
この考えを採用していました。
でも、それは、
上辺だけでの考えの変更に過ぎなくて、
結局、
どちらの考えも同じ。
何も変わりがない。
ことに気づきました。
私がしていたことは、
「日本も海外も対等」
と、思うことがカッコイイ。
と思っていたからしてたこと。
その思いの根っこを見れば、私もまた、
「海外かっこいい♡日本ダサい」
と思っていたのでした。
近所のごく普通の大型スーパーのお菓子売り場に、美味しそうなフランスのチョコが♡
最近のスーパーってすごい。(笑)
私は本当のところ「日本ダサい」と思っている、
でも、そう思っている自分がダサい!
だから、それを隠すために、
「日本は素晴らしい、と思う私。」
を、長いことずっとを装っていました。
なんか向かう方向おかしいし、
めっちゃ難しいことしてる。(笑)
この自分の本当の気持ちを見つけた時、
私のどうしても解決されなかった
問題が解決したのです。
私が、ずっと解決できなかったと。
それは、
「今が嫌」
ということ。
表面上、「日本素晴らしい!」としてても、
本音は、「日本ダサい!」としていた私。
その考えが私の人生にどう影響していたかと言うと、
日本にいる私、
日本人に囲まれる私、
日本語を話す私、
その状況にいる今の私、
不幸!
になっていたのです。
結局、私の人生に影響してくるのは、
「日本ダサい」という本音の方でした。
どんなにそれを隠してても、隠せないのです。
この考えを持っている限り、
日本で暮らしている。
ただそれだけで、
「不幸」になっていたのです。
これが自分の「今」を満たされない気持ちにする元凶でした。
いつも、どんな瞬間も心ここにあらずで、
「今ここ」にどうしてもいられなくて、
「いつか」を見ていたその「いつか」は、
私の場合、「海外」だったのです。
「海外カッコイイ♡日本ダサい」
こんな一見なんてことないよくある1つの考え、
それが、
海外にいない私、不幸!
海外の人といない私、不幸!
英語話していない私、不幸!
日本にいる私、不幸!
日本人といる私、不幸!
日本語話している私、不幸!
これも不幸!
あれも不幸!
と、
自分の普段の生活を次々と、
「不幸」認定していく仕組みになっていました。
私が見ていた「カッコイイ♡」「ダサい!」
それはよく見てみれば、
ただの違い
私は、その「ただの違い」に、
「カッコイイ♡」「ダサい!」
と名前をつけていただけでした。
よくある「海外への憧れ」
それが私にとって、こんなにも影響していたとは!
愕然
気づけてよかった。
危うくいつまでも、不幸でいるとこでした♡