さきしまコスモタワー
「さきしまコスモタワー」は大阪市住之江区南港北にある高さ256.0m、地上55階・地下3階建ての超高層ビルです。
旧名称は、大阪ワールドトレードセンタービルディング。
「WTCタワー」とも呼ばれたようです。
今その向かいにあるビル(というか、商業施設というか)はATC(アジア太平洋トレードセンター)と呼ばれています。
何だか似ていますね。双子なのかもしれません!?
さきしまコスモタワーは大阪市港湾局が中心となって1988年(昭和63年)に策定した「テクノポート大阪」計画に基づき建築されました。
要するに、これを建てようと目論んだのは「大阪市」ということですね。
1995年の竣工時、完成時は横浜ランドマークタワーに次いで2位、西日本では最も高いビルだったようですが、
例えば、今はあべのハルカス(大阪市阿倍野区、300.0m)やりんくうゲートタワービルの方が高くなっています。
建築後にオフィス需要を見込んでいたものの、バブル崩壊などもあってそれが進まず、
代替策として大阪市役所の一部が入るなどしていましたが、事実上の破産などもあり、
最終的には「大阪府」が買い取ることとなりました。
(市役所の一部は退去。)
そのため、今も基本的には大阪府の各機関が入居していますが、ホテルなどの入居もあります。
要するに、大阪市が計画して建てたものが今では大阪府のものになっているというわけですね。
かつては大阪市役所の一部の部署がさきしまコスモタワーにいた名残として、
例えば、今でも大阪市水道局はその隣のATCに入っています。
その他にも、いくつか公的な施設が入っているようです。
元々入っていた大阪市役所の部署は遠くまで引っ越すのが大変だったんですかね。
でも、それなら大阪府が買った上で、大阪市が入居すれば良かったような!?
その辺は何らかの事情でダメだったのかもしれません。
難しくてよく分かりませんが、ある程度のことは下記のウィキペディアに書いてありました。
ところで、今度の大阪万博の開催地はこのさきしまコスモタワーの近くです。
開催場所は夢洲なのですが、そのすぐ隣が咲洲です。
なぜ「洲」という字を使っているのかと言うと、
市内で発生した建設土砂等を利用して作られた人工島だからだと思います。
そういえば、東京でも埋め立てられた(と私が思う)ところは、月島とか築地とか、
何だか「人工(島)」と分かるような名前になっていますね。
たぶんそれと分かるようにそう名付けられたんだと思います。
最近こんな辞典を発見しました。
これで調べたら「洲」が使われている理由も分かると思います。
めっちゃ分厚い本ですが、ちょっと読んでみたくなります。
大阪府の人には一家に一冊!といったところですね。
でも我が家にはいずれも一冊もありません。
買ってしまいましょうか。でも買うとまた本棚がいっぱいに……
何だか今回は内容が色々飛んだブログになってしまいました。
さきしまコスモタワーの近くでは、トミカ博がやっていたり、
親子で1日楽しめる遊び場があったりと面白い場所であると思います。
さきしまコスモタワーは展望台があり、美しい景色を眺めることができます。
トミカ博に来た後は一緒に展望台もいかがでしょうか!?
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