那須烏山市のユネスコ無形文化遺産の山あげ祭パート4

 

本日4回目の公演が終了し、この後の5回目の公演に向けて、舞台を移動する必要があります。

 

山あげ祭は6つの町内で当番制で行います。今回の当番組は50戸程しかない、一番小さな組。山あげを行うのに、100人程の人手が必要なので、今年は地元企業や公務員などボランティアの方が大勢手伝いをしている事のです。

どこの祭りも、過疎化の影響で人手が足りず、祭りの開催も危ぶまれているので、こういうボランティアの方には大変助かります。

 

では、山を倒す所を見ましょう。

 

大山、近くで見ると巨大です。

 

大山の裏側、貼り付け場所など書いてありますね。

 

倒す準備ができた様です。

クレーンなど使わず、昔ながらの方法で人力で倒します。

 

頭の拍子木の合図に合わせ、一糸乱れず倒していきますよ。

 

まずは固定ピンを抜いて、

 

棒で支えながら少しづつ倒していきます。

 

事故が起きない様に、赤いタスキを付けた頭が、周りを確認しながら合図を出しています。

 

無事倒れ、拍手が起こりました。

 

次は、中山を倒します。

 

大山に比べ、少し小さいですが、油断は禁物。

 

本来、場所を移動するので、山を解体するのですが、次の公演もここで行うので、絵を戻しています。

 

浴衣を着た方が、様子を見守って。

 

夜になっても、あまり気温は下がらず、猛暑の中お祭りを行うのは大変な事です。

 

西の空が、ピカピカと稲妻が光りだしてきたので、撮影はこのあたりにして、お祭りのお楽しみの夜店で、夕飯にすべく焼きそばやから揚げ等買い込んで、妻の実家に戻りました。

 

次回につづく。