サシバの里に、珍しい鳥が飛来したと地元紙の新聞に掲載され、一目見たいと飛来地付近で探しました。

 

まずは、サシバの里って? 

サシバって?

何?

 

そう、差し歯の事・・・

 

サシバの里道の駅前のバイパス道路に、立派なインプラントの歯科医院の看板があるけど、やっぱり差し歯。

 

そんな訳は無く、サシバとはタカ科の鳥で、春にこの地にやって来て子育てをして、秋に南国で越冬する渡り鳥です。

当町は、その子育てをするサシバの密度が高い地域とされて、町を挙げてサシバの里として、環境保全に力を入れてサシバを守っています。

 

数年前に近所で撮影したサシバです。タカ科としては小型の鳥です。

 

そんなサシバの里に、当町としては珍しい鳥が飛来したという事で、ぜひ写真に収めたいと思い、見た人に大体の場所を聞き探してみましたが、目に入るのはサギばかり、鳥は同じ場所にいつもいる訳ではないので、なかなか見つけられなかったのですが、突然目の前にその鳥の姿が入りました。

 

初めて見る鳥ですが、サギとは一瞬で違いがわかりました。

 

あっ、いたー。

 

車を安全な場所に停めて、200m以上離れた場所から撮影です。

400mm望遠でも小さくしか写らないので、トリミングしてあります。

 

そう、お目当ての鳥とは、コウノトリさんです。

当町に飛来して10日程たちます。

居心地が良かったのかな。

 

ちなみにこのコウノトリは、識別プレートから兵庫県の豊岡市生まれの個体という事で、よくぞ東日本のこの地までやって来てくれましたね。

 

コウノトリさんも分かってますね。

自然豊かな当町へいらっしゃいませ。

ごゆっくりしていって下さい。

 

コウノトリさんの前をサギさんが通過。

 

この日の気温は30℃越で暑いので、撮影はここでやめて、コウノトリさんをそっとしておきましょう。

 

次の日、昨日の場所から南へ2キロ程離れた場所で発見。

今日は、田んぼのど真ん中、300mは離れているだろうか。

脅かしてはいけないので、近づかずにそのまま撮影。

 

田んぼの真ん中で魚を探しています。

なんか、ツンと出た黒いお尻が可愛いですね。

遠くお寺の屋根も印象的。

 

そこへ、アオサギさん登場。

 

コウノトリさんの手前に降りました。

 

次の瞬間、アオサギさんが飛び立ったのに驚いたのか、コウノトリさんも飛び立ちました。

 

思わず飛翔シーンまで撮影出来ました。

が、何と、先ほどまで花の撮影していて、ワンショットモードのままになっていたーえーん 

ISO感度上げて、シャッタースピード優先にしたのに、撮影モード変えるの忘れたーショボーン

こんな事、最近よくやるのよねー。

 

ワンショットモードのまま、シャッター押しまくって、何とか撮影。

連写モードなどに頼ってはいけません。

 

 

飛んで行った先に行ってみると、

1キロ程離れた場所の電柱の上に発見。

 

下の道路を数台の車が走り去ったが、飛び立つ気配なし。

車には慣れているのねー。

 

なので、こちらも車から降りずそのまま飛び立つのを待つ。

もちろんカメラの設定は連写モード。

 

待つ事15分、飛び立ちました。

 

狭いコペンの車の中から、小さな窓を開けて撮影。

 

なんとも体の融通が利かない事。車内狭すぎ!

 

 

最近、写真撮影に行くのに、コペンでは砂利道や、山の中など入って行くの難しい。

軽トラが欲しいと、本気で思う日々であります。