コロナは重症化すると大変なのです。 | オッチョコかあちゃん研究所 〜食物アレルギーっ子と楽しい生活〜

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果物アレルギー長女と卵ナッツアレルギー長男の2人が一緒に美味しく食べられるオヤツとご飯を求める研究日誌。時々趣味とか仕事の話とかマイペースで更新します。


私はパートという事もあって
感染症のいわゆる最前線にはいません。
雑多な外来という、
誰が感染しているのかいないのか
分からない場所にいます。

最前線の人の気持ちは計り知れないけど
私がこんなに疲弊してるって言うことは
もっと疲弊しているんだろうと思うのです。





まだ。
今は重症患者がまだ少ないからとはいえ
ストレスは計り知れない。

お盆が明け、みんなが活動再開する今。

手を洗う
うがいをする
人混みや室内ではマスクする
不要不急の外出をしない
不要不急の会食をしない
早寝早起きして
少しの運動はして
ご飯ちゃんと食べる
持病のある方は定期通院をする。



心から心から
ご協力いただいたい。

若いから大丈夫だろう、
エクモがあるから大丈夫だろうっていう人も
いるかもしれないけどニュース見てください。

へーじゃないですよーえーん

この夏場に勉強会をするという…
各種学会が中止になる最中に…
それくらい、
扱える医療者が限られていて
冬までになんとか増やそうと必死なのです。

私は過去にICUに配属されましたが
頭も良くない上に
このクソ真面目な性格のため
重症患者を診るプレッシャーに負け、
休日も機械のアラーム幻聴に悩まされて、
希望したくせに逃げた経験があります。

その私がこのニュースを見て感じたのは

恐怖ショボーン

ちなみに大昔ですが
エクモに似た機械は扱ってました。
(心臓外科担当でしたので)
そのプレッシャーたるや…

エクモのニュース見ていたら
血栓を見つけたら対応しなくちゃいけないとか
チェック項目が多すぎて
1人の患者さんしか担当しないのに
1時間はあっという間に過ぎそうです。

単純に重症患者を看護するというのは
人によるけど多かれ少なかれプレッシャーで
そこにさらに『未知の感染症』という恐怖。

しかもエクモ回したからと言って
治るかどうかは本人次第。

エクモはあくまでも
『肺の代わりを少ししてあげるから
その間に自力で肺炎治してよね』
って言う治療です。

『自力で治す』と言うことですから
高齢者が治癒しないの分かりますよね⁇


そして。
このエクモを使う人が増える
イコール
ICUレベルのスタッフが取られる
イコール
感染症以外の重症患者を診るスタッフが減る。
イコール
予定していた大きな手術が延期になる。
予想外の緊急患者を受け入れられなくなる。
イコール
普通の病気で亡くなる人も増える。

全くいい事なーい。
沖縄なんて本当に逼迫してると想像できる。


いまいちど、ご自身の身の回りをよく見て
できる感染予防しながら
withコロナ。


そして。
コロナに感染することよりも怖い事は
「風評被害」

コロナはもはや誰が感染しても
おかしくない。
今、隣にいるかもしれない。

だから、
感染した人を責めるのも探すのも
やめましょう。


自分にも
他人にも
優しく過ごす。

それがこれからのwithコロナ