ギボニアイニ | わたげの時間

わたげの時間

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書きたいことだけをマイペースに綴ってます。

明日からラグビーワールドカップ。


待ちに待った夫の夏休み(観戦旅行)が、いよいよ始まる。




仕事のあとに空港直行なので無事に飛行機に乗れるのかハラハラドキドキ(私が) 先ほど無事出国したとの報告きました。


ちゃんとパスポート持った?クレカ持った?スマホは?薬は?1人なんだからボーッとしてたらダメだよ。貴重品は離さずに!


まるで母親のように口酸っぱくして送り出した。




お互いもういい歳、元気でいれば基本何しても...なので夫1人で観戦に行くことに関しては別に不満もない(なんせハードスケジュール、私は絶対付いていけない)のだけど、今回は旅立つ前に1つだけお願いをした。


それは現在施設で生活する認知症の母親に面会に行くこと。




最後に会ったのはコロナ禍前。


今年に入ってからようやく面会出来るようになったと知り、まずは1人で会っておいでよ、と口酸っぱく言い続けてようやく先月実現。




元気だったよ!ママ(私)にも○○(娘)にも会いたいって。


帰って来た夫はどこかすっきりした顔だった。




その言葉を受けて私も一緒に面会に行ったのが日曜日のこと。


顔を見て嬉しそうに駆け寄って来てくれて。




会いに来てくれてありがとう。


全然変わらないね。


私いくつになったの?えー!うそ!


長生きしてみんなに迷惑かけてごめんね。


ここは良いとこだよ、みんな優しいの。


そんな話を無限ループで。




ときおり顔を覆って泣き出す義母の背中をそっと撫でる。


元々華奢な人だけどまた更に華奢になった、気がした。




昔は気の強い人だった。


嫌な思いもそれはそれはたくさんしたけれど(言われたら我慢出来ず言い返したり、私も決して良い嫁ではなかった)もうそんなのどうでも良くなった。


また来るね、と声をかけたら


遠いとこ来てくれてありがとう


と深々とお辞儀をする義母。




遠い未来、同じ状況になったら私はこんなことを言えるのだろうか。


あれからそんなことを考えている。