年少ひよこ組の日笠です。

 今週月曜日から始まった3学期ですが、昨日は悪天候の為自由登園となりました。家庭で過ごすことを余儀なくされたお子さんも多く、外にも出られずご苦労もあったかと思います。それに、昨日は子どもたちが楽しみにしていた餅つきも予定されていましたが、来週のお楽しみですね。


 今日は劇団えりっこさんによる人形劇「不思議の森のヤーヤー」がありました。初めに出てきたたぬきのぽんたくんに釘付けになり、吸い込まれるようにお話の世界に入っていった子どもたちでした。

 


〈あらすじ〉

 【あたたかいほうへ ずっとずっといったところに ふしぎの森がありました。 いつもひとりごとばかりいっている ヒトリゴトさん。しってても「しらねぇ」としかいわない シラネエさん。はねがあるのに とぼうとしない鳥のコリゴリさん。 ふしぎな森のふしぎな仲間たちと ゆかいで心あたたまるお話です。】




 小さいクラスの子どもたちも、照明が落ちて暗くなってからも真剣に見入っていました。

帰りは、出てきた人形とバイバイできてとても嬉しそうでした。








 お部屋に戻って来ると「あー、劇観てたら涙出てきちゃった」とSちゃん。「どうして?」と聞くと「楽しすぎて!」と教えてくれました。それぐらい、子どもたちにとって楽しい時間となったことを、こちらも嬉しく思いました。



 今日は曇り空ではありましたが、昨日お外で遊べなかった残念さを取り返すかのように、喜んでフカフカに降り積もった雪の園庭に飛び出して行った子どもたちでした。





 夏の頃にはぶら下がるのがやっとだった鉄棒の一番高い所も、ほら、こんなに低くなりました!




 こんな場所も人気スポットです。


 

 繋がり滑りも楽しい!


 短い3学期ですが、子どもたちにとっては一年のまとめとなる大事な時期です。特に年長児にとっては、幼稚園生活最後の締めくくりの時でもあります。自分で遊びを選び、心も体も解放して思いきり遊び込むことは、今の時期の子どもたちにとってとても大事なことだと考えています。小学校へ行くために、できることを増やす準備期間のための3学期ではなく、子どもたちが自分のやりたいことにとことん打ち込む事ができる、そんな充実した楽しい3学期となりますように心から願っています。