みなさんこんにちは!
夏の伝統イベント甲子園、そして今年は4年に一度のオリンピックも重なり世間はスポーツイベントで盛り上がっているのではないでしょうか。
心配されていたリオ五輪の開催に関しても、色々とトラブルは起きているみたいですが、無事に開催されて本当に良かったです。
今大会も日本人選手の活躍本当に素晴らしいですね。
後半も日本人選手の活躍に期待しましょう!!
さて、そんな4年に1度しかない緊張する場面でもしっかりと結果を残せる選手には一体どのようなスキルが備わっているのでしょうか?
その答えは「自律神経」にあるのかもしれません。
DIAMOND Online -なぜ一流スポーツ選手は緊張しても結果が残せるのか
こちらの記事は順天堂大学の小林弘幸先生が書かれた記事です。
小林弘幸先生は自律神経の第一人者として、アスリートのメンタル強化や健康に関する分野などでも実績を残されている素晴らしいお方です。
私も以前知人に小林先生の著書などを教えてもらってからは、自分のプロ生活においても内容を取り入れさせて頂いてます。
こちらの記事では自律神経には交感神経と副交感神経というものがあり、両者がとても高いバランスで働く事でパフォーマンスを最大限引き出すことができると書かれています。
試合などの緊張する状態では勝手に交感神経が高まってしまう為、同時に副交感神経を上げる事ができればバランスが保て、パフォーマンスを発揮する事ができるようです。
では副交感神経を高める為にはどのような事に気をつければ良いのでしょうか?
「適度な緊張=交感神経」「適度なリラックス=副交感神経」と書かれているので、ようはリラックス状態を意図的に作ってあげれば良いという事だと思います。
以下は、私が以前自律神経に関する知識を学んでから、副交感神経を上げる為に普段の生活で実践している事です。
・トレーニングによって基礎体力をつける
これはスポーツ選手ならごく当たり前の事ですね・・・。 汗
体力の消耗度は競技によって違いますが、体力が落ちてくると自律神経が乱れるとされています。
ビリヤードはサッカーやテニスなどと違って極端に体力を消耗するスポーツではありませんが、試合中に体力切れになってしまわないよう、ランニングや最近ではテニスなどの他競技、ウエイトトレーニングなどで体作りをしっかり心がけています。
・普段の生活でも意識して呼吸をする
記事でも「ワンツー呼吸法」が紹介されていますが、呼吸を整える事で副交感神経が高まりリラックスした状態が作れるとされています。
私も仕事中や移動中にこの呼吸を意識して行い、寝る前には座禅を組んで呼吸を整えてから睡眠を取るようにしています。
・リズムとルーティンを意識しながら練習する
これも個人、チーム競技などで作り方は違うかもしれませんが、ラグビーの五郎丸選手がペナルティキック前に実践していたルーティンのように、どの競技にもこの要素が当てはまる分野があるのではないかと思います。
私も練習中はこれを意識して、感情を上下させないフラットの状態を作りながら練習中に歩くリズムやプレイルーティンを気にしながら練習に取り組んでいます。
以上の3つを課題として生活しています。
最初はもう少し気をつける項目を多く作っていましたが、できるようになってきたなと感じた項目は切り離すようにしています。
きっとオリンピックに出ている選手達もこのように個々でテーマを作ってメンタル面の強化をしているのではないかなと思います。
メンタル面に不安を感じている方は一度試してみてはいかがでしょうか?
※こちらの記事はGWSブログの記事とリンクしています。