塾が開示する合格実績は、

嘘偽りは無いにしても誤解を招くことが多いように思ってきました。


例えば、私立大学の合格者数の中にはその学校に進学しなかった人もいて

合格実績を水増ししている!と思われても仕方がないように思います。

事実、進学実績欄に多数の合格実績があると生徒がたくさんいるように感じて

人気のある塾なんだな~と思いがちですが、

実は一人の生徒がたくさんの学校を受験した結果かもしれません。



あるいは、〇〇大学の合格実績があるから自分も〇〇大学に行けるんだ!

と、軽率に思ってしまう動機付けになる可能性があります。
(その点にはいい面もある)

しかしながら、合格実績があるからといって次年度の受験者の合格が保証されるわけではありません。


また、テストの点数が〇〇点上がりました!という実績は、

多くの場合が平均点を加味していない表記になっており、


実際にはテストの難易度によって点数が変わるため、

学力が変わってなかったとしても点数が上がることは往々にしてあるわけです。



そして何より、

志望校への合格や成績アップは生徒本人の努力の結果であって、

塾に通っていたから合格できたのかどうかは証明できません。





そういった理由から、当塾では合格実績や成績アップの実績をほとんど公表してきませんでした。


また、もう一つの理由は

特に高校入試の合格実績については


・泉丘高校 複数名
・二水高校 複数名
・桜丘高校 複数名
・金沢西高校 複数名
・市立工業 複数名
・県立工業 複数名
・金沢商業 複数名
・伏見高校 複数名
・星稜高校 複数名
・金沢高校 複数名
・北陸学院 複数名
・石川高専 複数名

と、単に近辺の高校を紹介しているだけみたいになってしまうからです。

※様々な層の生徒さんに通塾していただいていることは
個別指導の学習塾としては大変うれしく思うことで感謝感激です。





ところが、

合格したかどうかの結果だけではなく「どういう過程を経て」合格したのかを公表することは、

次の世代の生徒さんへの一つの指針になるのではないかと考えるようになり、


それなら合格実績を公表することも理にかなっていると思うようになりました。




というわけで、

近々そういった内容のこともご報告したいと思っています。