とにかく落ち着きのなかった息子(当時:2歳4か月)

いつでもどこでも、後ろを振り返らずに走っていってしまう為、

 

 

迷子になる可能性100%でした。。。

これは、かなりのプレッシャーでした。

 

 

当時住んでいたアパートの鍵を息子は自分で

開けて外に出ることも出来た為、

プラスチェーンも欠かさずかけていました。

 

 

一歩外に出ると何の前触れもなくいなくなる感じで

常に監視の目を向けていなければなりませんでした。

 

 

公園に行き、他の親子が楽しそうにゆっくりと過ごしているのを見て

常に息子と追いかけっこしている私はうらやましくて

 

「やっぱりこの子はどこかおかしいんじゃないか?」

と不安に押しつぶされそうになりながら

平然を装つつ、、、

いつも心の中で泣いていました。

 

この頃は買い物するにも一苦労

 

ショッピングカートに乗るのさえ嫌がり大暴れえーん

 

大型ショッピングモールに息子を連れ買い物にでかけたある日

息子はやはりショッピングカートに乗るのを嫌がり

仕方なく、片方の手で息子を抱きかかえ

もう片方の手に買い物かごを持ちました。

 

これが当時、母子で買い物する際のスタイルびっくりマーク

 

店内に入り、目当てのものをかごに入れる度、

息子を一旦下ろして、

必ず息子の手をつなぎ、買い物かごに商品を

入れることをしていました。

 

その日は魚の特売日。

両手を使って魚を袋に入れなければならず、

息子を下ろした際、手をつなげないので

 

「ここで少し待っててね!」

と声をかけ

 

振り向くとそこにはもう息子の姿はありませんでした滝汗

 

「どこにいったのだろう??」

とすぐに店内を見渡すも見つかりません。

 

もしかしたら、近くに駐車場の出入り口があるので

「外に出てしまったのかも知れない!」

と青ざめました。

 

息子の特徴を店員さんに伝えて店内放送をお願いし、

私は駐車場を走りまわりました。

 

そこから約30分後 携帯に息子が発見されたと

連絡が入り心の底からホッとしました。

 


同じショッピングモール内の元いた

スーパーからだいぶ離れた

手芸屋さんで発見されました。


息子は手芸屋さんで買い物かごを手にして

商品を片っ端からかごの中に入れている

ところを店員さんに発見されたそうです。

 

インフォメーションにいるとのことだったので、

息子を迎えに行くと

まったく不安そうなそぶりはなくニコニコ

していました。

 


インフォメーションのゲートが開くと同時に、

また後ろを振り向かずに

走っていってしまう息子を追いかけながら、

 

「この子に、将来落ち着く日がくるのだろうか。。。??」

と思っていました。

 


発達障がいの特性をもつ子どものなかには、

迷子になっても平気な子がいると

ネットの記事を読み

息子もそのタイプでは?と不安に

感じていました。



片岡医師の指導を受け始めてから2、3ヵ月後

(2歳5か月~6か月)

くらいから時々振り返ってくれたり待っててくれる

場面も見られるようになり

感動しました。



【たった2週間で「指さし」なしの状態から「指さし」が復活!!】 

 

丁寧な「育て直し」により

徐々に【人】に興味を

持ってくれるようになり

 

息子と出かけた際、

目の届く空間に一緒にいられる時間が

少しずつ増えていきました。



迷子の心配がなくなり安心して見守れるように

なったのは幼稚園の年長からです。

 

 

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発達の遅れを感じてからの奇跡的な出会いと学びにより
4歳でADHDと自閉症疑いと診断された
息子は現在、中間一貫校に通う
中学2年生になりました。

勉強、部活動、友人関係において問題なく、
楽しい充実した学生生活を送っています。
現在に至るまでの子育てサポート内容を自己紹介に書いています。

よかったら読んでみてください。

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