下心があっても行った方がよいこと | 自分の人生の舵を取れ! ⭐︎武井義勇(kammy)のブログ

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僕は、公立小学校の教員をしています。

その中で大切にしたいことや、自分の生き方を考えてきました。それをシェアしていきます。

自分の人生の主役は自分自身です。いかに生きればもっと幸せになれるのかを追究しています。

いつもお読みいただきありがとうございます😊本質の追究者の武井義勇(たけいきゆう)です。


普通、下心がある行動は忌み嫌われます。下心があるとそれが行動に滲み出てくるので、何だか不快感がまとわりつくものです。

でもたった1つだけ、下心があっても行った方が良いと思うことがあります。


それは

「感謝の言葉を伝えること」

です。


感謝だけは、いくらしても過剰摂取にはなりません。嫌味になることもありません。これだけは下心があってもしてもよいと僕は考えます。


では下心とは何か?

1つは、人を操作したいという欲求です。子育てをしていると、「こうなって欲しい」という思いがどうしても頭をもたげます。すると自然に指示や命令的な言葉が出てしまうものです。

でも子供たちが行動した後に、ありがとうという感謝の言葉を伝えると、指示や命令で動かしたとしても喜びを感じてもらえます。


もう1つは、わざと課題を与えた時です。「このゴミ箱のゴミを捨てに行ってくれる人いるかな?」とクラスで声をかけた時に、ハイハイと言って何人かの子供たちが手を挙げてくれます。

「うっわー、こんなに良い子たちがいっぱい!嬉しいな〜。」

などと言って指名します。そして捨てて来てくれたらすかさず「ありがとう」と伝えます。捨ててきた子はご満悦。他の子たちは残念そう。そこでみんなにこう呼びかけます。

「今やってくれようとした人たちみんなに、ありがとうと伝えます。クラスのために行動してくれようとしてありがとう」


このように、自分の期待を押し付けるといった「下心」があったとしても、感謝の言葉を伝えることは効果的です。

これが「すごいね」とか「偉いね」だと効果的ではないことが出てきます。しかしありがとうだけは全てに効果的です。


だから、日々ありがとうと言っていたらみんなが幸せになれますよね。咄嗟にこの言葉が出てくるように、修行を重ねていきます。


最後までお読みくださりありがとうございました。