既存母屋を生かした3世代住宅が先月から着工しました。


まずは、既存母屋の水廻りリフォーム(←現在ココ)


次に母屋の減築工事


そして、新たな住居の新築工事といった流れです。


そんな中、着工し出して早々に工務店さんから連絡が・・・。


天井をめくると、既存の桁が想像以上の劣化+想定外の屋根納まりに。

 


まず、この桁は20年以上前の雨漏りで、劣化していったのでしょう。


ただ、その当時、リフォーム工事で屋根が修繕され、


雨漏りは納まったのですが、桁は、写真の通り。


更に、修繕した屋根の納まりが驚愕です。


屋根を支える柱(小屋束)が、桁の上では無く、修繕する前の屋根の上に載っています。

 


隙間から頭を突っ込んで覗いても、桁と小屋束は未接続。


屋根の板の上に、ただ載っているだけ。


板は、もちろん重さに耐えられず、たわんでしまっています。

それらの事情をご説明し、もちろん、修繕させて頂くお話になりました。

まだまだ序盤で、これから減築工事へと進んでいきますので、隠蔽している構造納まりの部分も注意していかないといけません。