こんにちは、H-fitパーソナルトレーナーの川西です。
後日詳しくブログにてご紹介いたします。
川西物語#17
最後になってしまいましたが、
大脳生理学をベースにアプローチする長谷川式メンタルトレーニングについて少しご説明したいと思います。
元々電気のご専門で工業高校の教員であった長谷川先生にある出来事がきっかけでテニス初心者が3年で
全米プロインストラクターのライセンスを取得しました。
当時20代前半、機械体操部の顧問をされていた長谷川先生に、テニス部の顧問がヘルニアで倒れたため代わりに顧問になってくれと頼まれたそうです。
承諾した先生に待ち受けていたのは部員からの冷たい視線
「素人の言うことは聞けません!あっちいっててください!!」
先生は「じゃー キャプテンに勝ったら言うこと聞くか?」
と言ってしまったそうです。
猛練習の末、3ヶ月後にキャプテンに勝ったそうです。
その後、地域の大会に出場して優勝したり、西日本社会人の大会でもベスト4に入るなど
素人がテニスを始めてたった3年でトップクラスにまで昇りつめた話をしてくれました。
短期間で上達する例として
テニス界ではボリス・ベッカー(ドイツ)が14歳までサッカー少年、
その後テニスに転向してから17歳でウインブルドン優勝しています。
やがて、教員時代に成績が伸びる子と伸びない子、
スポーツで上達する子、なかなか上達しない子についての研究が始まりました。
研究のベースになった学問が「心理学」ではなく「大脳生理学」だったのです。
元々電気専門だったのでコンピューターからそのヒントを得て
「コンピューターは人間の脳がモデルになっている
脳と物事の上達の関係が解明できれば多くの子供たちを救うことができるはず!!」
コンピューターは電気で情報処理しています。
人間も脳神経からの電気信号により感覚情報処理システムを介して情動反応が生起します。
先生ご本人の能力開発を含め
多くのトップアスリートとそうでない人のデータを集め臨床実験を経て
ついにその答えに辿り着き
現在は、多くのビジネスマン、不登校、難病、アスリートの能力開発に携わっておられます。
以上のように
今までにない新たな発想によりスポーツだけでなく受験やビジネス
更には心の病の改善まで
しかも短期間で結果を出してしまうのには本当に驚くばかりです。
私は、この技法をスポーツトレーナーの役割に加えることで
多くの苦しんでいるスポーツ選手やそれ以外の方々の抱える問題を解決できると確信し
今現在も長谷川先生の下で勉強を続けています。
次回ファイナル