登録(有料)を済ませ
地元大学の図書館が使えるようになりました!
私の興味の範囲の本が
とっても多く所蔵されているので
どの棚のどの本を手に取っても興奮!(笑)
巡礼でいろいろな鳥さんに出会ったという
ブログを書いたあとに見つけたのは
鳥たちが登場する仏教の入門書でした
すべての生きものがブッダの教えを理解して
理性や秩序をそなえているという考えは
すべての生きものたちから学ぼうという
ネイティブアメリカンの教えとも似ています
聖書の中のイエスのことばにも
「正しい生き方を知りたいのなら
空の鳥たちに学ばなければならない」
とあるのだそうです
また
「ブッダはありとあらゆる手段を駆使して
鳥や虫たちに語りかけようとした」
それは私もいつもやってるやつ(笑)
そうやってつながって学びをいただきます
先日はこの子に口笛で話しかけたら
飛んで行ってしまい…
失敗したな~思いきや
パートナーを連れて戻って来て旋回してくれて
大感激でしたよ!!
生きものたちは
同じ地球を母に持つ私たちの兄弟姉妹なので
気持ちは通じるはずなのです!
巡礼で歩いたエリアに
かつて
オオタカが生息する森があった地域がありますが
その森や周囲の田畑に開発が及んで
急速に住宅商業地帯に移り変わりました
今でもオオタカを目撃することはありますが
彼らの生活圏は極端に狭くなっているはずです
文化鳥類学の本には
オオタカの生息が認められたときは、開発行為に大きな制約が課せられるが、多くの開発計画は、保護側には極秘の状態で発想され、議会の議決を経て初めて公開される仕組みなので、反対運動は後手後手になってしまう
そうありました
同じようなその仕組みは
原発事故後の福島の案件で聞いていました
津波被害を受けた田園は
手の付けられぬままに湿地になり
水鳥の楽園に変わっていったそうですが
国はまた田園に戻して米作りを始めることを
(農家のなり手も減って風評被害もある中なのにです)
覆せない決定事項として進めたのだそうです
この際なので長くなりますが
もう少しお付き合いください
オオタカと同じ猛禽類のハイタカ1匹は
一年間で779羽のシジュウカラを捕食
シジュウカラ1匹は
一年間で12万5千匹のシャクトリムシを捕食
x779羽=9737万5千匹
約1億匹のシャクトリムシを養うには
キハダの森に換算して420ヘクタール分
ハイタカ1匹を生かすために
東京ドーム9個分の草花木々が必要という計算です
古代エジプトにも動物崇拝があり
なかでもハヤブサは天空神・太陽神・戦神として
崇められました
鳥たちをリスペクトし
鳥たちから学ぶことを
人類は古くからしてきたはずなのです
鳥の神さまや先生たちを失わないように
自然を守っていくべきではないでしょうか