当たり前にサポートできたら | 【H♡ART】~Healing ART~

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 ネイティブアメリカンの
   生き方にまなぶ
   日本人のこころ

今朝の通勤時


一本前の電車に乗れてしまったので


到着するのが早すぎた…



駅のホームでサラリーマンたちの波に抜かされながら


ゆっくりと歩いていたら


私の前に


白い杖をついた女性がいました



きっと慣れた駅ではないのでしょう


杖の動きで


歩きずらそうなのがわかりました



横に行って


「おはようございます


 サポートしましょうか?」 と声を掛けると


「おねがいします」


女性はそう答えて


私の肘の上あたりにつかまりました



行き先を伺うと


地下鉄を乗り換えたいとのことでしたので


いくつかのエスカレーターに乗ることになります



エスカレーターでは二人が並べないので


「先に乗りますね」 と言って前に立ち


「もうすぐ降りますよ」


「また乗りますよ」


と声を掛けます



エスカレーターを降りると女性は


またすぐに私の腕につかまります


乗り換えのホームまで行って


ご希望の車両に乗れるところまで送りました



彼女の温かい手のぬくもりと


「ありがとうございました」 のことばに


ほんの5分ほどだけれど


私の方が


良い朝を過ごさせていただけたという気分でした



神奈川県のHPに


わかりやすいサポート方法が出ていましたので


読んでみてください


『視覚に障害がある人のサポート』



アメリカで生活をする前の私は


困っている人を助ける行為が


恥ずかしく思えて出来ませんでした



アメリカでは


障がいを持つ人たちの存在も


それをサポートすることも


特別なことではありません



そういう意味では


日本人の方が ”差別” の意識があって


やさしさに欠けるような気がします



私はこれからも


おせっかいなおばちゃん(笑)として


サポートを実行していきたいと思います