11月23日(日) 奥多摩
道場で目覚めた朝
お寺での朝はやはりお掃除からでしょう
もちろんホウキで掃き掃除
雑巾で拭き掃除です
デニスさんがタイチさんのお見舞いに行きたいと言うので
スタッフはお山を降りて同行しました
タイチさんが搬送された病院は
奥多摩から車で1時間半も離れたところにありました
大切な友人のために
デニスさんはご自身の休養日をお見舞いに当てました
私たちが到着すると
タイチさんは点滴を受けながらも立ち上がり歩けるようになっていました
そして
昨夜は私たちが火を囲んで祈っているのを感じたと言いました
デニスさんはタイチさんに
4日間は病院にとどまって治療を受けるようにと言って
病室を後にしました
昼食のとき
デニスさんは沖縄の基地問題について深く語ってくださいました
奥多摩に戻ると温泉へ行きました
紅葉時期の連休で混み合って落ち着かなかったのは残念ですが
デニスさんは大好きな日本の温泉に入れて嬉しそうでした
デニスさんをお宿に送って
スタッフは再び山へあがり夕飯の支度です
道場には水道が引かれていないので
ポリタンクに入ったお水を必要な分だけ使わせていただきます
使った食器も沸かしたお湯につけておいてから洗ったり
知恵をしぼりながらのお台所仕事です
ポリタンクの中のお水の減り具合が一目瞭然なので
普段、水道の蛇口をひねって使うお水を
どれだけ無駄にしているかが分かって反省しました
夕飯を済ませた後のお楽しみは
焚き火にあたりながら
唄って
山の動物たちの声を聞いて
夜空の星を見つめて
そんな幸せな時間
(11月22日~12月2日のリポートを随時更新します)