通常、Windows Update ツールを使用して Windows 更新プログラムをダウンロードしてインストールするが、特定の更新プログラムを手動で探してダウンロードすることもできる。

 これを探すことができるのが、Microsoft Update カタログである。

 ・Microsoft Update カタログとは

 ・必要なものを見つける

 ・適切なアップデートの選択

 ・アップデートのダウンロードとインストール

 Microsoft Update カタログとは

 技術的にはMicrosoft Update カタログ ビジネス向けに作られているので、 IT 管理者はピーク時にネットワークを停止させる代わりに必要な更新をカタログからダウンロードしてオフピーク中にネットワーク上のコンピューターに手動でプッシュできる。

 企業向け設計でも、個人が使用することはできる。

 カタログは、・Windows Update に問題がある場合、・オフラインのコンピューターの更新が必要な場合、・Windows で問題が発生した問題を修復しようとしている場合などに役立つ。

 メジャー及びマイナーの更新プログラム、修正プログラム、ドライバー及びWindows Updateで見つけられるその他のものなどを検索できる。

 必要なものを見つける Microsoft Update カタログは、ユーザー フレンドリーではなく、検索パラメーターを制限するのに役立つフィルターはない。

 これは探しているものが既に解っている場合に最適であることを意味する。

 IT 管理者は更新プログラムやドライバーの詳細に関するナレッジ ベース (KB) の番号を既に知っている可能性があるが、 個人の場合は失敗したダウンロードの詳細を Windows Update で確認することができるので、「設定」の「更新とセキュリティ」を選択すると「Windows Update」が表示される。

 失敗した更新は、保留中の更新とともに一覧表示される場合がある。

 何も表示されない場合は、「更新履歴を表示」を選択する。

 

 更新プログラムの使用方法

 各更新には、名前、日付、およびナレッジ ベース番号が括弧内に記載されている。

 また、ドライバー、定義の更新及びその他の更新を展開して、それらの詳細を表示することもできる。

 失敗としてリストされている更新のみをダウンロードする必要がある。

 

 Microsoft Update カタログの使用方法

 失敗した更新に関するこれらすべての詳細は、Windows Update のメイン画面にも表示される。

 KB 番号又はその他の詳細を取得したら、Microsoft Update カタログ サイトの検索ボックスにそれらを入力する。

 探しているものがよく解らない場合は、一般的な検索用語を使用できる。

 例えば、最新の Windows 10 の更新プログラムを確認したい場合は、「Windows 10」を検索する。

 次に、更新のリリース日、分類及び製品に基づいて物事を行うことができる。

 KB 番号を入力しても様々な更新プログラムが表示されるが、これはこれらのすべてが必要という意味ではなく、必要なのは使用しているOS 用に設計されたものだけなのでOS、Bit及びバージョンが必要ということになる。

 ダウンロードしてインストールする前にはその詳細を読むことである。

 準備ができたら、Microsoft Update カタログに戻り、必要な更新プログラムの横にある「ダウンロード」をクリックする。

 ポップアップ ボックスに表示されたダウンロード リンクをクリックする。

 ポップアップが表示されない場合は、広告ブロッカーを無効にする必要があるかも知れないが、カタログ サイトに対してのみオフにする必要があるということである。

 ダウンロードのサイズによっては、当然時間がかかる場合がある。

 セキュリティと主要なシステム アップデートにより、殆どのファイルは約 500 MB から数ギガバイトになる。

 更新プログラムのナレッジ ベース記事の指示に従ってインストールし、 外付けハード ドライブ又はUSBフラッシュ ドライブに保存して、別のシステムにインストールすることもできる。

 宛先システムの仕様に基づいて、正しい更新ファイルを選択する。

 それまでの間、最新の Windows Update の問題を確認して、Windows Update の潜在的な問題について確認することも必要である。