はじめに
バージョンの数字は、西暦年の下２桁及び月の２桁を結合したものであった。
「ver.1909（2019/09）」、「ver.2004（2020/04）」ということである。
しかし、配信月が徐々に遅れるようになり、ver.2004（2020/04）が配信されたのは４月末の事であり、実質「ver.2005（2020/05）」のなるものであった。。
「ver.2009（2009）」となると思われていたものは、１０月中の配信も危ぶまれるようになっり、Microsoft社は、「ver.20H2」として配信した。
即ち2020を２半期（Harf）に分けた２期目のものということである。
バージョンアップ顛末記
昨日（2021/04/08）午後、ノートPC（HDD＆RAM4GB）及びWiMaxでインターネットを使用している知人から「最近PCの動作が遅くなったけれどどうしたらいいか？」という問い合わせがあった。
この知人には以前から「WiMaxではWindows Updateに無理があり時間がかかるので、毎週１回は就寝時に電源接続でPCを起動させて翌朝まで放置するように」と奨めていた。
問い合わせ時にバージョンの確認をして貰おうとしたが、確認画面を表示するのに時間がかかり「ver.1909」であることを確信してPC機を預かることにした。
案の定「ver.1909」で、２月１２日１４時７分以後はUpdateが行われていない。
サイトから直接アップデートしようとしたが、ver.2004の更新プログラムのインストールが行われていることから、途中でエラーとなり進めることができず、再起動してインストールを中断させても同じであった。
原因は、既にかなり前からバックグランドで「ver.2004」の更新プログラムのインストールが行われていたが、ユーザーはそのことを知らずシャットダウンしていたことから、次の起動時に「ver.2004」の更新プログラムのインストールが再実行され、これが繰り返される度に動作が遅くなって行ったようである。
「ver.2004」の更新プログラムのインストールが終わるのを待つことにしたが、既に動作が遅くなっている機器であり相当の時間がかかった。
上図では２１時１８分現在８５％であるが、下図では５分後で９４％である。
インストール後の再起動から構成が完了するまでにも同様に時間がかかり、中断を繰り返していたインストールを完了させるために約４時間を要した。
「ver.2004」になったことを確認後、自動サインインの設定を行い、サイトからの直接アップデートを開始したが、就寝前までに完了しなかったのでそのまま翌朝まで放置した。
翌朝７時頃には完了していて起動状態になっていたが、念のため確認した処「ver.2004」のままでバージョンアップ後の残余の更新プログラムがインストールされただけの状態であった。
午前８時頃、再度「Windows10のダウンロード」のサイトを検索することからやり直した。
「Windows10のダウンロード」のサイトへアクセス。
画面をスクロールして「今すぐアップグレード」を表示しこれをクリック。
画面左下に小さくダウンロード中であることが表示される。
ダウンロードが終わると「ファイルを開く」と表示されるのでこれをクリック。
右下の「今すぐ更新」をクリック。
右下の「柘植伊へ」をクリック。
更新プログラムの準備が始まり、進捗状況が表示される。
９６％になったが、此処までに６時間３０分を要ししている。
時間帯が悪く、回線（プロバイダーのサーバー）の状況が影響してものと思われる。
９６％の状況から３分後に準備ができたので、右下の「今すぐ再起動」をクリック。
放置しても３０分後に自動的に再起動が行われる。
再起動前のサインアウトになることの表示なので「閉じる」をクリックしてよい。
再起動後にはブルースクリーンになり、構成の準備が行われた後に構成が行われる。
ブルースクリーンの状態が終わるとバージョンアップは完了です。
「＞」をクリックして閲覧してもよいが、省略して右上の「閉じる（×）」ボタンをクリック。
右下の「完了」をクリックして終了。
「今すぐ再起動」をクリックしてから２時間３０分を要した。
「Windows10のダウンロード」のサイトにアクセスしてから、「完了」のボタンをクリックするまでに９時間１０分を要した。
Windows Update を怠ってサポート直前まで放置していると、バージョンアップの場合にはこのようはことになる。
Windows7からWindows10へアップグレードした古いPCで、Windows Updateを自動に任せているPCを使用して、初めて配信直後のver.20H2へ手動でアップデートして見た時は２時間程度で完了した。