Windows 10でのクイックアシストの使い方

 ・支援する方を「ヘルパー」、支援される方を「依頼者」と呼ぶことにする。

 ・ヘルパーはMicrosoftアカウントでサインインしていることが必要である。

 ・「クイックアシスト」を「スタートにピン留めする」にして置くとよい。

 

 クイックアシストの始め方の手順

1.両方とも、スタートボタン⇒Windowsアクセサリ⇒クイックアシストに順にクリック。

2.「支援を受ける」は「アシスタントからのコード」が入力待ちになっているのでそのまま待機。

3.「支援を提供する」は「他のユーザーを支援する」をクリック。

4.「サインイン」が表示されるので、「Microsoftアカウント」を入力し、「次へ」をクリック。

5.「パスワードの入力」が表示されるので、パスワードを入力し、「サインイン」をクリック。

6.「セキュリティコードを共有する」に表示された「セキュリティコード」を読み取る。

※.「セキュリティコード」は10分間有効で、10分を経過すると新たに表示される。

7.「セキュリティコード」を、ヘルパーから依頼者へ電話などで伝える。

8.依頼者は、「アシスタントからのコード」欄へ「セキュリティコード」を入力。

9.「セキュリティコード」を入力後、「画面の共有」をクリック又はEnterキーを押す。

10.ヘルパーは、「完全制御」を選択して「続行」をクリック(「接続中」となる)。

11.依頼者は、「画面を共有する」で「許可」をクリック(「接続中」となる)。

12.接続すると、依頼者の画面は通常通りになるので、以後一切操作しない。

13.接続すると、ヘルパーの画面には依頼者の画面が表示され、完全制御ができる。

 

 参考

※.依頼者の画面が収まらない場合は、上部にある左から3番目のアイコン(「実際のサイズ」)をクリック。

※.依頼者側では、画面全体が枠で囲まれ、画面中央上にクイックアシストのバーが表示される。

※.右上の三点リーダー(「・・・」)アイコンをクリックすると、アイコンに説明が表示される。

※.ヘルパーのPCに依頼者の画面がそのまま表示される

※.依頼者の画面全体が枠で囲まれ、画面中央上にクイックアシストのバーが表示された状態では、ヘルパー及び依頼者の両方で依頼者のPCを操作することができる。

※.依頼者は、クイックアシストの一時停止や終了ができるほか、通常のWindowsの操作ができる。

※.ヘルパーは、クイックアシストの一時停止や終了ができる他、ヘルパーのPCのキーボードやマウスを使って、依頼者のPCでの通常のWindowsの操作ができる(一部の機能で使えないものがある)。

※.ヘルパーは、依頼者がPCの画面を見ている状態で、実際に操作してみせることで操作方法を教えたり、トラブルシューティングを行ってみせることができる。

 

 クイックアシストの終り方の手順

1.ヘルパー及び依頼者のどちらかがクイックアシストバーの 「閉じる(×)」のボタンをクリック。

 又は、ヘルパーがタスクバーの「終了」のアイコンをクリックする。

2.ヘルパーが閉じると、依頼者の画面に「画面の共有が終了しました」と表示されるので閉じる。

3.「画面の共有は有効です」やその他の表示が出た場合も閉じる。

4.「クイックアシストを閉じる」のメッセージが表示されたら [閉じる] ボタンをクリック。

5.すべて閉じれば画面の共有などクイックアシストは終了。

 

出典:Windows 10のクイックアシストで、別のPCを遠隔から操作