2021/11/20追記投稿

 米国Microsoftは2021年11月16日(現地時間)、Windows 10の機能アップデートのリリースサイクルを「年に2回」から「年に1回」へ変更すると発表した。

 これはWindows 11のリリースサイクルに合わせたものである。

 2022年からは、Windows10/11ともに大型アップデートは年後半にリリースされることになる。

 サービスオプションの名前も「Semi-Annual Channel(半年ごとのチャンネル)」から、「General Availability Channel(一般入手可能性チャンネル)」に変更される。

 ただし、2025年10月14日でサポートが終了するWindows10 Home/Proエディションのバージョンのサポート期間は18カ月のままである。

 

 2021/09/05投稿記事

 Microsoft UpdateのFU及びQU Windows10のMicrosoft Updateは、「機能更新プログラム(FU)」及び「品質更新プログラム(QU)」という2つのモジュールで提供される。 

 

 FUとは、Feature Updatesの略称で、 「機能更新プログラム、Feature Updates(FU)」 のことである。 

 Windows10の機能拡張を行う更新プログラムFUは、毎年「H1」及び「H2」の標記で提供される。 

 

 QUとは、Quality Updatesの略称で、「品質更新プログラム、Quality Updates(QU)」のことである。

 月次でリリースされる更新プログラム で、リリース毎に過去の更新プログラムをすべて含む「累積パッチ」になっている 。

 

 更新プログラムFUも、Updateにより自動でインストールされるが、配信に先立ち「Windows 10 バージョン 20**」は、“Windows Insider Program”の“Slow”リング(“Beta”チャネルへ改名)へ参加することにより先行体験することができる。

 

 これには、広く一般ユーザーから有志を募ってこれに応じた一般ユーザーに更新プログラムを先行提供し、動作テストを行う目的がある。