観劇日誌①、新国立劇場、ニューイヤー・バレエ。 | ユキのブログ

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2019/01/14
マチネ
@新国立劇場オペラパレス

今年も始まりは、コレ!
今年のプログラムは、レ・シルフィード、火の鳥(中村恩恵振付)、ペトルーシュカ、でした。

レ・シルはこれといった物語はなく、眠くなっちゃう方もいらっしゃるようですが、ポアントを履くことによって、人ではないふわふわとした妖精を表現できるところがバレエならではで、私は大好きです。
いかに妖精になれるかが見どころだと思っています(^.^)
小野さんはもちろんのこと(期待通り!)、ソリストの寺田さん、細田さんもすばらしかった。
そしてコールドの手の先、指の先まで揃った美しさ、、、うっとりしますね〜
振付はフォーキンのだったけれど、寺田さんのソロは見慣れているのと若干違ったような、、、?
詩人は井澤駿さんでしたが、これといって、、、という感じでした。この詩人の衣装、すらりとした井澤さんをもってしても今ひとつな気がするんですけど、素敵に着こなせる方っているのかしら。ワディムとかなら似合うのかなぁ。

火の鳥は中村恩恵さん振付。プログラムで解説を読んでから観ました。読んでも読まなくても、男性陣の踊りも音楽も堪能できます。もちろん娘役の米沢さんも。あまり気持ちのいいお話しではないので、新年に観るにはどうかなぁ、と思いました。結末は救いがあるのかないのかよく分かりません、、、。オーケストラは素晴らしく、音楽だけ聴くなら盛り上がっていいかなー。
作品としては面白かったし、火の鳥の木下さん、リーダーの福岡さん、王子の井澤駿さん、とても似合って生き生きと踊っていましたし、黒子の3人、反乱軍の7人も踊れる方揃っていて見応えありました。
またいつか再演あるでしょうか。

最後はペトルーシュカ。
ペトルーシュカ奥村さん、バレリーナ池田さん、ムーア人中家さん。あのメイクで、人形の動きで、表現するって難しいのでしょうね〜。この日はお三方素晴らしかったです。
まぁしかし、ペトルーシュカ奥村さんの名演が全てを掻っ攫っていきましたね〜
オーケストラも盛り上げてくれていましたし、気分が高揚しました。
カーテンコールでは拍手をしながら涙が出てきました、、、、もう一回観たいです。
広場の場面では入れ替わり立ち替わり色々な役のダンサーが踊るのですが、踊り子の柴山さんの役者ぶりが良かったし(柴山さん、すごく良くなってますよね〜去年の白鳥観たかった!)悪魔の速水さんはキレキレのジャンプ素晴らしかったし、今年も新国楽しみだわ〜〜、と帰路につきました(^.^)