【プレーティング基礎コースを受講された皆様へ】

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今回はプレーティングを用いて梨状筋を緩める時のおさらいしたいと思います。

 

梨状筋は仙骨前面、前仙骨孔外側、大坐骨切痕の縁から起こり、大転子先端の内側面まで走ります。

 

外旋筋ですので、収縮すると股関節を外旋させます。90°以上では内旋筋になると言われているため、梨状筋をストレッチする際は股関節を最大屈曲位、最大外旋位として大転子を背側方向に滑らせることで行います。

 

プレーティングを行う際に注意してほしいのが、「圧」です。

 

どうしても先が細いため痛みが出やすいのでは?と思う方もチラホラいらっしゃるかもしれません。

 

基礎コースを受けた方は理解されたと思いますが、以外と「痛くない」ですね。

 

梨状筋を行う際は、

 

 

1、深部であることを意識して

 

2、正確に梨状筋を捉えるためにランドマークをしっかりと確認し、

 

3、とっても軽いCuttingを用いて筋を触診して梨状筋を捉えてください。

 

まずは上記のことに注意してください。

 

 

さらにクライアントの開始姿勢を外旋としてみてください。

 

外旋にすることで梨状筋が短縮位となり、筋にたわみが出ます。

 

そのことで大臀筋が弛緩し、より深部までプレートで圧迫することが可能となります。

 

また筋を短縮位とすることで筋肉の筋紡錘の興奮性を弱める。拮抗筋のストレッチがストレッチされることで拮抗筋の興奮性が高まることが考えられます。

 

それに加えてプレーティングを行うことで深部までさらなる効果が望めます。

 

特に側臥位では内旋位になりやすいので注意してください。内旋位ですと大臀筋が突っ張るため、梨状筋を治療できません。

 

また、可能なら大臀筋など表層の筋、筋膜にアプローチしてからの方が効果的です。

 

ぜひ試してみてください。

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りゅう