今日は学会に参加☆

主に投球動作、そして自分がやっている超音波のシンポジウムを開いてきました。

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超音波の小林先生のお話は肩から肘にかけての解剖ベースにどう超音波を用いて見ていくか、その有用性を講演されていました。

僕には難しくて早くてついていけなかったところもありました。

前腕の回内外が上手くできない原因はボールの握りにあると!

へーー

ボールを強く握ると長母指屈筋が働き、前腕の回内外に制限がでる。それが肘や肩に運動連鎖して痛みの原因になる。

確かに短母指屈筋、母指内転筋など単関節筋を使わせることで滑らかな運動が起こりますから納得☆
過剰な多関節筋の収縮は運動を妨げる。
↓短母指屈筋

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少し母指を曲げてリラックスして握ると良いと…↓でもこの写真はたぶん強すぎ
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末梢はリラックスする必要はいつも感じますね。

個人的には螺旋系のスポーツや仕事をされている方とウエイトリフティングやラグビーのようなスポーツ、土方系の仕事の身体とは少し身体の使い方が違うと思います。


投球動作は色々と研究されていて今度、HAPT勉強会でディスカッションしようと思いますが、肘関節障害、肩関節障害に関する研究はかなり進んでるなという印象☆

特に「肘下がり」「開き」については素晴らしい先生方によって解明されつつありますね☆

ただし、フォームが悪いからケガをするのか?アライメントが悪いからケガをするのか?
研究で明らかになっていても「多くの人にこの傾向が見られる」ということなので、

個別の対応は欠かせない。

型にはめたフォームではなく、選手が求めるもの、選手の能力やレベル、年齢など多角的にみる必要が常にありますね。


でもやっぱりスポーツの研究も面白いなぁーと思いました。