本日6:11に満月を迎えました。
この5月(蠍座)の満月はウエサクの月といわれ
仏教国では迦の誕生・涅槃・入滅と関わる日
とされています。
そんな満月の夜は宇宙から地上に強いエネルギーが降り注がれるといわれており、満月の夜に心を「きよめ」そして、本来自分が持っている純粋無垢な心に「はげみ」そして、その心に「めざめ」平安を至心に祈る祭典が京都の鞍馬寺で開催されますなんて神秘的なのかしら・・・
その五月満月祭(ウエサクサイ)に参加してきました
開始時間は宵7時
場所は鞍馬本殿前庭です
この日は「こころの灯」として
赤いキャンドルを手に持って参加します。
(購入は任意ですのでなくても参加はできる。1,000円)
私達も準備OKです
7時になると祭儀が始まります。
この瞬間からは撮影や録画など禁止です。
儀式が始まると神聖な気持ちになり
心穏やかになっていきます。
が、この日は時折強い風が吹き
灯したキャンドルが消えるので
火を守らないといけないし
消えたら消えたで貰いあったりと
正直、祭儀に集中できません・・・
私達もキャンドルの灯が消えることがあったのですがどうせまた消えると途中であきらめて祭儀に集中して、最後にまた灯を分けていただきました。
さて、前庭での儀式に続き、本殿の地下に入りお釈迦様の納められている通路を真言を唱えながらとおり、満月の陽で月光よくさせた聖水を頂きます。そのあと、手に持ったキャンドルは前庭「金剛床(こんごうしょう)」の六芒星のような曼荼羅に並べて行きます。
最後の方まで残っていると
この六芒星も完成図が見れるのでしょうが、
終電などの関係もあるので
私達は9時前ぐらいにここを後にしました。
週末という事もあってか
人出は多く感じました。
肝心の満月は曇り空で
見ることはできなかったのですが
薄雲の向こうに満月の存在を
ハッキリと感じました。
この満月はプラス・マイナスともにエネルギーを増幅させますので、非行悪言をつつしみ、真実誠心をもって世の中につくすことを心掛けましょう
さて、鞍馬の五月満月祭の参加に
興味がある方、そして来年の備忘録に
参加するときに知っておきたいことを
メモしておきます。
儀式は宵7時から始まり2時間ほど立ちっぱなしになります。
冬用の防寒具は必須です。夜の山は思った以上に冷え込みます。私はユニクロのウルトラライトダウン着用+薄手のウィンドブレーカーでちょうどよかったです。たなみに、昼間は23度で上着もいらない好天のような日です。
場所とりは3時くらいでも始まっていますが、特にこだわりなければギリギリに行く事も可能。ただし、鞍馬寺の山門から本殿までは歩く、もしくはケーブルカーを使っていきますが20分前後かかるとみておきましょう。今回は18時に鞍馬寺駅を出発しました。
お手洗いは本殿付近にもありますがすごく並んでいたのでふもとで行っておく方がよいでしょう。
食事は済ませてくるか、持って行って儀式前に食べておくのがいいでしょう。鞍馬寺付近の店は早く締まりますし、18時前まで開いているお店もありますが少ないうえ、広くないので入れるかどうかはその時次第です。
さて、五月満月祭に参加する前に
鞍馬山を散策した私達
次回はそのことに関しても記事にしたいと思います。
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