【原神】スメールの文章「ファッロフの子」その他 | RodMondの雑記

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「ファッロフの子」ノート・1
「…この砂漠はタニット部族の縄張りだ。あいつらはなかなか話の通じるやつらだった…

贈り物を交換して、狩場を邪魔しないと約束したら解放してくれた…」
「…あいつらは、かつて花神の口うるさい信者だった。

最近は急に裕福になって、傭兵団たちの間でも有名になった…」
「…ルニアの姉御はあいつらを嫌っていた。数年前、アザリクというやつが姉御を騙して、

商売を横取りしたという話を聞いた。数十万モラの大商売をだ…」
「…手付金だけで、十五万モラもあったと聞いたぜ…」


「ファッロフの子」ノート・2
「…なんでここに北方の人間の拠点があるんだ?日が落ちたら、

ミノンとズィリに調べに行ってもらおう…」
「…役立たずめ!この穀潰し!脳みそが腐ってんのか!?見つかった上に、

逃げる途中でエディを失うなんて!長い時間かけてしつけてきたっていうのに!」
「…でも、考えてみれば問題はないだろう。

エディならこっちのサインを分かってくれるはずだ。

ちゃんとしつけられた旅団の猟犬だからな…」
「…あの北の女はあいつと楽しくやっていた。サインが見えなかったのか…

あの裏切り者のクソ犬め…」


「ファッロフの子」ノート・3
「…峡谷には古い遺跡がたくさんある。遺跡はモラだ。

モラのあるところには必ずファッロフの子たちがいる…」
「巡回する三角形の鉄の目を慎重に避けた。怖かった…結局見つかったのは、

これら石板だけ…古の文字が刻まれていて、読めそうにない…」
「…ルニアの姉御に言われて、いくつか集めた。

帰ったらまとめて教令院のガリ勉学者に売れば、大儲けできるかもしれない…」
「…打ち上げでひどく酔っ払った。気がついたら、集めた石板がバラバラに砕け散っていた…」
「…いや、挽回する方法はまだあるだろう…少なくとも手先は器用だから…」


欠けた石板
(不完全な石板。いびつで奇妙な銘文が刻まれている。

石板がバラバラになったのは、明らかに千年前の歴史とは関係ない。

これは考古学者でなくとも分かることだ。)
「…大将軍のミノンとズィリは酒に酔って失態をさらした。

ファッロフ王国の女王ルニア陛下に処刑を命じられた…」
「…この二人の役立たずが、永遠に『ファッロフ老』に呪われんことを!」




教令院のマークがある契約書
園圃の女王と雨林の女王の永遠の友情に誓って、タニット部族の名誉に誓って、

バベル・タニット主母は勇士のアザリク、アクシール…などを選抜し、

毎日…万モラの報酬で、学者のジャジーラ・ヤサールの古代機械考察の安全と

便宜を図るため、その護衛を依頼する…

依頼者:教令院妙論派学者ダステア、ジャジーラ・ヤサール
契約者:タニット部族主母バベル・タニット
契約金額:50万モラ。そのうちの10万モラ及び秘密保持金の5万モラを事前に支払う。

 

 

しわくちゃになったリスト
【シンプルなリスト。「マシーラ」を除いて、全員の名前が線で消されている。】
ブレダ
ガワッファ
イジドール
メドゥール
テイヤ
マシーラ


部族の行商人の手紙
…シティでは急に「アーカーシャ」が流行らなくなりました。

管理層の変動があったようです。大賢者アザールが失脚したという噂が流れ、

彼と彼の勢力に依存しているバザールの商人も専売特権を失いました…

これからは、砂漠とシティ間の貿易もやりやすくなることでしょう。
…一部の学術的著作は相変わらず特殊なルートでしか入手できませんが、

それでも多くの書籍が解禁されました。タニット部族にとってはいい知らせでしょう。

これからは、密輸経由でなくても知識を得られるのですから。
…主母がずっと注目されている「援助計画」については、

最近活躍を見せているあの大マハマトラのセノが主導していると聞きました。

ですが、彼らが無料で提供した書籍の多くは教育関連のもので、

こちらにとってはあまり役に立ちません。
…シティの人間と我々は長年敵対関係にあります。

学者を派遣したことには別の動機と目的があるとみていいでしょう。

シティの人間がこそこそと何かをしているのは数年前となんら変わりません。

自らの利益のために部族の生活に干渉しようとしているだけです。

もし彼らがジュラバド遺跡や「永遠のオアシス」に興味を持ってしまったら、

それはタニット部族にとって害こそあれ、利益などありません…

ゆえに、バベル主母にはお考えを改めて欲しいのです。

タニット部族及びその姉妹部族の独立と団結のため、外部の強い勢力に対抗するため、

教令院が伸ばしてきたこの汚い手に、どう対応すればよいのかについて…


『言語と修辞・第四版』
(ボロボロになるまでめくられた冊子。とても重要なものらしい。)
(扉ページの下部に教令院の図書館のマークが記されていることに気づいた…

これも密輸された書籍の一つなのだろう。)

『砂漠考古論文集・第三版』
(年季の入った大きな本。砂漠の人間の荒々しい手によって何度もめくられたようだ…

そこには比較的新しいメモが書いてある。雑然としているが、ある程度の筋が通っている。)
(扉ページの下部に教令院の図書館のマークが記されていることに気づいた…

これも密輸された書籍の一つなのだろう。)

『新鋭画像技術・フォンテーヌ映影特集』
(新しい本。色鮮やかな写真がいっぱい載っている。

すべて最新のフォンテーヌ映影の劇中写真と撮影現場の写真だ。)
(因論派学者のイバートがすべての作品に美しいコメントを書き、星で評価も付けている…)
(ただ、大半の内容は妙論派の複雑な論理概要と実用的技術の論文であり、

この先進的な機械の現像原理と詩情前景についての記載だ…)
(一見すると部族生活とは全く無関係な内容だが、とても人気らしい。

ページの縁が色褪せるほどめくられている。)
(物資の乏しい砂漠の人間が、贅沢で先進的な機械がもたらした美しい楽しみを

いかにして想像したのだろうか…?)
(扉ページにある教令院の図書館マークの横に小さな赤いバツ印がついている。

下には「娯楽の内容が教令院の審査を通過していないため、

『アーカーシャ』に記録することを却下する」と書いてある。)

『ダジャレ101選』
「全然笑えなくて、逆に笑った。アデルフィにこんなゴミを作らないように伝えてくれ。」
(扉ページの下部に教令院の図書館のマークが記されていることに気づいた…

これも密輸された書籍の一つなのだろう。)

『月たちの哲学』
(文学書らしい。ページをめくったら、文字のいっぱい書かれた紙が落ちてきた。)
(文学的な分析だった。がっかりした…

教令院の学生が書いたものほどきっちりとした格式はないものの、

砂漠の人間がこのようなつまらない本を時間をかけて読んでいたのは驚くべきことだ。)
(扉ページの下部に教令院の図書館のマークが記されていることに気づいた…

これも密輸された書籍の一つなのだろう。)

『プルシナ論文集・第二十六巻』
(本当の意味での学術的著書。これは通常の「アーカーシャ」が提供できる知識ではない。

しかし野蛮な砂漠で、砂漠の人間はこれで勉強している…)
(扉ページの下部に教令院の図書館のマークが記されていることに気づいた…

これも密輸された書籍の一つなのだろう。)




教令院のマークがある契約書
【手付金交付についての数年前の労働契約。学者の考察と大きく関わっているらしい。

ほぼ完璧に保存してあるが、下の部分に目立つ大きな茶褐色の染みがついている…】
園圃の女王と雨林の女王の永遠の友情に誓って、タニット部族の名誉に誓って、

バベル・タニット主母は勇士のアザリク、アクシール…などを選抜し、

毎日…万モラの報酬で、学者のジャジーラ・ヤサールの古代機械考察の安全と便宜を

図るため、その護衛を依頼する…

依頼者:教令院妙論派学者ダステア、ジャジーラ・ヤサール
契約者:タニット部族主母バベル・タニット
契約金額:50万モラ。そのうちの10万モラ及び秘密保持金の5万モラを事前に支払う。

 

巨大機械のエネルギーシステム復元図
【アザリクが操縦室に残した書類。どこからかコピーしたものなのか、

筆跡はバラバラで、原本ではないようだ…】
…文献の記載によると、この機械は一部の装置が破損していても戦闘が可能とのことだ。

従って、主要統制室以外に、より精密な操作機能を備えている副次統制室があるかもしれない…
…また、節目と通路をつなげて構成したエネルギー輸送システムの設計は相当に精巧だ。

必要な時に、破損した部分を切断したり捨てたりすることで、

巨大機械全体の機能が乱れることを防ぎ、主要部が破壊されていない状態なら

本来の操作指令が実行できるよう保証されている…
…以前の書類の記載とデーヴァーンタカ山の巨大遺跡機械についての調査によると、

エネルギー通路の配置は図に示されている通りかもしれない…
【その下に巨大機械のエネルギー通路復元図が描かれている。横のメモはとても複雑で、

下記のような内容がいっぱいに書かれている…】
…主要統制室と三つ或いは四つの副次統制室の操作の連動…
…基本となるエネルギー通路の実験結果…
…エネルギー結晶体を通路の節目に分布させることについての研究…
…ハハッ、わかったぞ。簡単だったな。この巨大機械のエネルギー通路と構造に

ついてはすでに完璧な推測ができている。しかしこの図面には余白がないので、書けない。


ザンディクのノート
【研究ノートにあった一ページに見える。なぜか研究員はここに忘れていったようだ…】
…やはり、この前巨大な機械の群れで見つけた部品は、

この「ジュラバドのサンプル」に使える…
…この巨像の主要武器システムは前の巨像よりも破損の程度が低い…
…サイズと構造は前の記録内容と一致している。巨像はこの大きさにも関わらず、

作りの精密性は相当に高いことが伺える…
…このような巨像は設計段階からジャイロスコープの仕掛けが欠けているらしい。

そのため、内部の構造は進行と共に傾いたり揺れたりする。30秒ほど試乗してみたところ、

バランスが乱れて強い生理的反応が起きたため、試乗実験は中止せざるを得なかった…

かつての操縦者は脳の平衡感覚に関わる改造をされたか、

或いは特殊な吸着靴や手袋をしていたのだろう…
…エネルギーシステムに関する書類が失われていたのは惜しかった。

ゼロから研究をしている暇などない、もっと重要な任務を完遂しなければいけないのだから。

そうでないと…


残された手紙
【執筆者の手に力が入らなかったであろうことを裏付けるように、

筆跡は乱れていてぼんやりしている。下記の内容がかろうじて読める…】
…これはきっと、はっきりした意識でいられる最後のひと時になるだろう。

四肢が冷たい…ボロボロの体から、血の温もりが少しずつ引いていくのを…感じる…
…最近よく考える。後世の人は私たちの話をどのように語るだろう。

彼らの言葉では、私たちは罪人だろうか、それとも英雄だろうか…
…状況は非常にまずいが、元帥が何とかしてくれると、私は信じている…
…不名誉な戦争を全力で阻止するために、私たちはここで勇ましく戦った。

すべてが終わったら…必ずや、過去の輝きを取り戻せるだろう…
…カーンルイアに…永遠の…栄光あれ…