「人は死んだらどこへ行くのか?」 | これでいいの?日本の教育と子育て

これでいいの?日本の教育と子育て

小5と中2、2児の母。福島県在住です。
中学受験やコロナを機に感じた事や気づきをつづります。
「子どもがわくわく出来る環境や社会をつくりたい」

こんにちわ

ぎゅうちゃん2020です。

 

 

いつも見て下さる皆さんも、

たまたま見たよの皆さんも、

 

 

ありがとうございます!

 

 

どこで情報を得たのか

まったく思い出せないのですが、

 

 

なぜか、この本は

今読まなければ!

 

 

と強く思って

手に取ったのがこちら。↓

 

 

 

※震災に関するお話なので

 聞くと辛い、という方はここで

 読むのをストップして下さいね。

 

 

この本は、

東日本大震災の翌年である

 

 

2012年6月から約10か月間

宮城県にある通大寺に通い、

 

 

住職に「除霊」をしてもらった

高村英さんという女性を

実際に取材して書かれたものです。

 

 

小さい頃から、

周りの人には見えない存在が

見えていたという高村さんですが、

 

 

高村さんのお父さんが

亡くなった事をきっかけに

 

 

震災で亡くなられた方の霊が

自分の身体に

入ってくるようになったそうです。

 

 

震災当日、

小4の娘を迎えに行く途中

津波に飲まれたお父さん。

 

 

長年不妊治療を続けた結果、

待望の赤ちゃんができて

 

 

旦那さんに知らせようとした矢先に

津波がきて溺死してしまった女性。

 

 

高村さんの体験によると、

それらの方々の霊体は

 

 

亡くなる直前の恐怖や苦しみ、

愛する家族を救えなかった辛さや、

生への執着など、

 

 

強い心の痛みを抱えたまま

(現世とあの世とのはざまで)

苦しんでいたというのです。

 

 

私は読んでいる間、

何度も「まさか。。。」

と呟いてしまいました。

 

 

ただ、20代の高村さんが

知りえないであろう

南三陸のきつい方言を、

 

 

憑依された時に話していた事を

除霊した通大寺の住職さんが

証言しています。

 

 

これは一体どう捉えれば

よいのでしょうか?

 

 

父子家庭の12歳の少年は

自分が亡くなった事を

理解していましたが

 

 

お父さんが毎日毎日(少年の)

仏壇の前で座ったまま動かず、

 

 

これからどう生きればよいのかと

2年近くも途方に暮れている姿を見て

 

 

津波で死んだ自分は

なんて親不孝なことをしたんだと

ずっと悔やんでおり、

 

 

『 ぼくは地獄に落ちますか?

  こんな親不孝をしたぼくは、

  地獄に落ちますか? 』

 

 

と住職さんに

泣きながら何度も尋ねたそうです。

(注:高村さんの身体を借りた状態でです)

 

 

「寺の子になりたい」

と言った少年は、住職さんと一緒に

 

 

お父さんの為に祈ったあと

長年の思いが叶ったかのように、

 

 

高村さんの身体から

自らすっと出て行ったそうです。

 

 

たった12歳で

自分の死を受け入れる事ができる。

 

 

さらには自分の為でなく、

生きている人のために祈る事ができる。

 

 

 

そういう人もいるんだと

霊性の高さに圧倒されました。

 

 

住職さんは憑依された

高村さんを助けるべく、霊の方々に

 

 

「光のほうへ進みなさい」

と説かれたそうですが、

その先には何があるのでしょうか?

 

 

私は「人間は死んだら終わり」

ではなく霊体となった後も

 

 

きっと人生が続くのではないかと

思っています。(個人的な考えです)

 

 

いつ襲ってくるか分からない

「死」を意識することで

 

 

「どう生きたらいいのか」

を考える。

 

 

普段は考えもしなかったような事を

身近に感じさせてくれる

私にとって貴重な1冊となりました。

 

 

不思議なお話に

最後までお付き合い下さり

ありがとうございましたお願いキラキラ

 

 

最後に

ご縁があってこのブログを見て下さった方へ。
本当にありがとうございます。


このブログは、

「日本人が目覚めれば世界は変わる!」
 

をテーマの一部にしております。