メールではツンツンしてる印象、冷たくドライな人なのかな……
と思っていたお相手が
オンラインや対面でお喋りしてみたら
「めっちゃ温かい人やん!」とギャップに驚くことがあります。
今回は、テキストコミュニケーション(メールやコメントなど)で
「ま~るい人柄」を印象付けるコツをお伝えします。
恋愛ドラマや漫画などでは、
「ギャップ萌え」と呼ばれるくらい、ギャップは喜ばれます。
クールな彼が時折見せる優しい笑顔。
消極的な彼の情熱的な告白などなど
ラブストーリーの見どころです
でも、ビジネスの場面ではいかがでしょうか?
「冷たそうな人だな……」と思った相手。
関わらざるを得ない関係じゃなければ
ギャップを期待して近づくことって稀です。
ビジネスでは、お人柄が分かっているほうが
安心して申し込むことができます。
もちろん、クールなのが悪いというわけではありません。
それぞれ性格があるので、それぞれ等身大でいることが良いし
真面目で堅実なイメージが有利な場合もあります。
でも、「冷たい人」と「温かい人」なら
多くの人が「温かい人」を選ぶのではないでしょうか?
あなたの「温かさ」がお客様に伝わらないのは、もったいない!!
「BtoC(一般消費者向け)」のビジネスの人は、
とくに親しみやすさがプラスに働きます。
今回は、メールやコメント(テキストコミュニケーション)で
「温かい」お人柄を印象付けるためのコツをご紹介します。
公式的な文書でない場合は、文末を少し変えてみましょう!
文末に「よ」「ね」「よね」を使うだけで印象は変わるんです。
すごく簡単な方法ですが、意外とやっていない人は多い。
です ⇒ ですよね
送信します ⇒ 送信しますね
運営サイト「海わたし」の
【東京】都会でも気軽に海を感じよう! おすすめ海浜公園&臨海公園5選
の文章の一部を使って説明いたします。
▼原文▼
▼文末の一部を「よ」「ね」「よね」に変更▼
2箇所の文末を変えるだけで、カジュアルな文章になりました。
「よ」「ね」「よね」は使いすぎると、ビジネスの場では品に欠けるので
使い過ぎにはご注意を
使い過ぎには注意ですが、
記号を使うと文章に抑揚がつくのでおすすめです。
句読点(、や。)だと真面目な印象はありますが
文章が淡々と感じる人も少なくありません。
「よ」「ね」「よね」に変更した文章を
さらに記号を使って、明るい印象にしていきます。
▼文末の一部を「!」「?」に変更▼
1箇所変えただけで、最後に勢いがつきました。
フレンドリーな印象も強くなります。
たくさん使うとカジュアルになりすぎるので、
勢いがある箇所のみに「!」を使います。
「?」は疑問提起するときだけに使うようにしてください。
記号は、人によっては使うことに抵抗がある人もいらっしゃいます。
「軽い印象」「若作り」などなど、感覚は人それぞれなので無理のない範囲で大丈夫です。
「☆」「♪」「(^^)」などの記号、そのほかスマホの絵文字などは
テキストコミュニケーションの相手との関係性にもよります。
使うことに不安が少しでもあるなら
それは「使わないほうが良い」ということだと思います。
まだ使える関係性ではないのかもしれません。
(思い切って使うのもアリかも……)
簡潔に言い切るほうが、伝わりやすいですが
なんでもズバズバ言い切る人に対して
あなたはどんな印象をもちますか?
「なんだか強そう。。」
「自分のこともズバズバ言われそう」
気後れして、関わるのを躊躇してしまうかも。
ノウハウ系、情報提供するための記事の場合は
言い切ることが信頼に繋がりますが
プライベート系の内容だと、濁しやすいと思います。
▼「……」を使って濁してみる▼
「……」を使うと簡単に濁すことができます。
大切なのは、濁しても「言いたいことが伝わっている」ということ。
ニュアンス的にくみ取ってもらえる箇所に使うと◎。
そのほかにも、「~だそうです」など言い切らない方法もあります。
「歯に衣着せぬ物言い」が武器な人ならOKですが
気軽にお問合せしてほしいという想いがあるなら
物腰の柔らかさも大切なのです。
文章でも「相槌」の代わりになる言葉を置いてみましょう。
対面でのコミュニケーションで、相槌ゼロって珍しいですよね(笑)
文章では相槌は難しいですが、共感する言葉を置くことで「ちゃんと聞いている感」が出ます。
▼共感する言葉を加える▼
文頭に「そうなんです!」と入れるだけで
前にどんな言葉があったか連想できます。
前の言葉を受けて、この文章がある。
「~と思う人は多い」
「~と思うかもしれませんが」
など、相手の気持ちを代弁するような言葉も有効です。
「そうそう! 私もそう思った」
と共感してもらうのに役立ちます。
例文はコラム記事ですが
メールやコメントのやり取りだと、もっと簡単に取り入れられます。
相手の発言や気持ちを受け止めて反応すると「人間味」が増す。
ロボットの会話エンジンの仕事をしていたときも
相槌は大切にされていました。
「なるほど」「そうなんですね」「おっしゃる通りです」
「それは素敵ですね」などの言葉があれば
相手に話をちゃんと聞いていることを伝わるのです。
メールやDM、コメントなどでも特に有効な「クッション言葉」。
本段に入る前に、ひとこと置いて緊張を和らげる効果があります。
「恐れ入りますが」「お忙しいところ恐縮ですが」
「もし可能であれば」「大変申し訳ないのですが」
ここまでに紹介してきた①~④の方法は
文章をカジュアルにすることで「ま~るい人柄」を印象付ける工夫です。
でも、④クッション言葉は、
文書を丁寧さを表すことで「品の良さ」「謙虚さ」を出します。
大切なのは「ありがとう」「ごめんなさい」の気持ちを
相手にきちんと伝えることです。
形式的にクッション言葉を並べるのではなく
そこに、自分の想いを乗せるようにしましょう。
気持ちのない「ありがとう」は嬉しくないですよね
面倒かもしれませんが、「ひと手間」で印象はかなり変わりますよ。
ブログやLP(ランディングページ)で、
カジュアルな文章を書くのが難しいケースはありますが
メール、メッセージ、コメントのやりとりは
今回紹介した、「ま~るい人柄」を印象づけるテキストコミュニケーション術を試しやすい。
サービス内容やターゲット層によって
カジュアルな表現が好まれない場合もあるかもしれませんが、
・勇気を出して申し込んでくれた
・不安な気持ちで問い合わせてくれた
・忙しいなかコメントをくれた
そんなお客様のために
ほんの「おもてなし」をする気持ちで取りいれてみてくださいね。
さじ加減が分からない方は、気軽にご相談ください!
「文章お悩み相談会」 では、ざっくばらんに文章のお話をしています。
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