音楽のこと | 静岡のヨガスタジオgyutto〜ギュット〜

音楽のこと

どちらかというと音楽は感覚ではなく、頭で

聴くタイプ。



各ジャンルの起源からその後の流れ、ジャンルの

中心となったアーティスト、そのアーティストは

誰に影響を受けたのかなど、歴史や背景を知らな

いといまいち曲が入ってこない。



そんな学習の中で、人生を変えるほどの衝撃的な

曲があります。そのほとんどが高校生だった頃に

出会いました。



私の洋楽の入り口はビートルズでもストーンズでも

なく、ピストルズ。



単純且つ少ないコードの連続で作られるメロディは

勢いがあり、社会風刺するような歌詞も当時の自分

に刺さりました。何よりも曲の題材がエグすぎ。



衣装の多くがヴィヴィアン・ウエストウッドが

手掛けていたことでも有名です。



若い頃は長いものには巻かれろ、事なかれ主義的な

考え方に疑問をもったものです。



当時のロックは速弾きなどの高い演奏技術と

ハイテク機材(メトロンやシンセサイザー)を

駆使したハードロックやプログレッシブロック

が主流でした。



これに反発するかのように生まれたのがパンク。



つまり求めたのはロックの原点回帰。



ヨガも同じ。インド発祥のヨガがフィットネス大国

アメリカに渡ってヨガのもつ「運動」の部分だけを

抽出し、フィットネスクラブか儲かるように都合良

く書き換えられて日本に入ってきたヨガが今の主流。



「インドの古典ヨガこそ本当のヨガ」



スタジオを始めた時からヨガ業界に中指立てながら

やってきているつもり。だから今でもここぞという

時に聴いてます。



次にピストルズと二分したロンドンパンクの雄

クラッシュ。


踊れるロックに変貌した一曲。でもテーマは

しっかりパンクしてます。クラッシュ一番の

ヒット曲になりました。


この曲はパンクが解体され、「あのクラッシュで

さえも時流には逆らえないのか」と驚いたことを

今でも覚えています。



そういう意味ではスタイルカウンシルのこの曲も

衝撃的でした。



最後はスペシャルズ。スペシャルズはスカにパンク

の要素を取り入れたバンド。ちなみにファースト

アルバムのプロデューサーはエルヴィス・コステロ。



フレッドペリーのポロシャツにモッズコート、

ドクターマーチン8ホールのチェリーレッド。

高校生だったのでさすがにベスパは乗れなか

ったけど憧れでした。


パンクムーブメントが終わり、みんなが新しいもの

に飢え、誰かが作ってくれるのを待ったり、のっか

るのではなく自身が生み出そうとしていた時代。



多彩なジャンルとともに名曲が生まれました。