だんだんと春めいてきましたね。(*￣∇￣*)
春の陽気に誘われて、
ヨーロッパの街並を背に
優雅に伸びができたら
どんなに幸せなことでしょう。
これがソウルの街頭だと、
おあにいさんかオバさんか
判別しがたいのはなぜかしら。
でももっと若い時なんて、
野っぱらにパイプ椅子の体で
スカしまくってますからね。
１枚上のアジュンマぐん子さんと違って、
指先のおぼつかなさが
なんて初々しいのでしょう。
伊達男を気どるんだったら、
もっと豪勢な椅子でなくっちゃ。
花嫁のポーズだろう、それは。
パニエ付きの輪っかドレスを試着いたしますか？
もっと男らしく座り直しまひょ、
はい、足開いて。
結んで。
開いて。
また結んで。
開いて。
股下の白いモノは何なの？
なぜ子どもの頃の方が
股開きが男らしく豪快なのか
分かりませんが、
かわゆい顔立ちなので、
時には椅子の上で
殿方に強引にかき抱かれたりもします。
吾、貞操ノ危機ニモ携帯ハ離サズ。
笑顔を装いつつ、
腰をワシ掴みにする彼の手を
必死にのけようとする
グンちゃんの引きつった左手が
コワイです。
椅子に座れば、時には
隣に座った者に
注目が集まる屈辱を
味わうこともあります。
隣の赤い彗星マフラー・ペンギン君に
やや押され気味の白いボロスキニー・グンダム。
熱い闘いの行方はいかに！
とまあ、そんな苦労を重ねて（どんなだ）
現在にいたったグンちゃんは、
心も体も仕草も図太くなり、
今や両足をガラステーブルの上に乗せて
せくしーポーズを決めるまでになりました。
良い子はこんなお行儀の悪いことをマネしてはいけません。
わたくし、このグンちゃんのスニーカーと
ほぼ同型のものを、
先日♪ はにはにはに ♪と浮かれながら
購入してしまったことを、
ここに告白いたします。(￣∀￣) なんてミーハーな。
でも私は決して
テーブルの上に土足のまま
足を乗せたりいたしません！
椅子の上にだって、
土足のまま座ったりはしません。
そこまで無理して
椅子の上に乗る根性はありません。
とゆーか、これはバランスと体重の問題だな。(￣∇￣;) ｱﾀｼﾅﾗ､ｺﾛｹﾞｵﾁﾙﾜ…｡
右足を椅子の背に乗せつつ、
左股に手を添える
珍妙なせくしーポーズもいたしません！
大人なんだから、
椅子にはちゃんと座ります～ぅ。
危なっかしくとも
丸椅子があるならまだマシ。
すごく低い丸椅子が見えるけど、
折りたたまれた足がみじかく見えるね。
脚立は不安定だけど、
まだ座りやすいし、
足も長く見えます。
座るにしても俳優さんは、
いろいろなモノにまたがって
ポージングをしなけりゃいけません。
それが棚の上であっても。
オイルヒーターにも
腰かけてみせます。
ナニかが出っ張ってるような。
上の写真で
グンちゃんが乗っかってるものは
一見トランクに見えるけど、
それはこちらにございます。
子どもか、おまいは。
そのまま手荷物ベルトコンベアーで流されてしまえ！
はては道端の石の上とか、
憂いのカンチョー指プリンス。けっ。
あと積み重ねた円座マットの上とか、
変な髪形…。
ひしゃげたドラム缶とか、
ものすごく不安定そうな
白ブロックの上とか、
内股キュッ！で体を支えてます。
オールドテイストの木箱とか、
木箱をはさんで内股キュッ！
そこらの木箱とか、
右下をよく見てくださいね。
みかん箱、いや段ボール箱とか、
段ボール箱、破壊寸前。
グンたんにのしかかられた
逆さパンダが痛ましい。
人生、誰もが
安定した椅子の上に
ずっと座っていられるとは限りません。
その時によって、
いろいろな理由で、
椅子のたがが外れたり、
安定が悪くなることもあります。
それでも自分なりに一所懸命、
自分の椅子の座り心地を
良くしようと努力しながら、
今日を明日につなげて生きていく。
それはチャン俳優も私たちウナギも
同じことじゃないかな、
と私は思うのです。
※画像はweiboなどよりお借りしました。