浪費家でモラハラ気質の義両親
役に立たないポンコツ夫
要介護のババ様と義弟妹の7人家族
問題山積みで白目状態な奮闘記
初めましての方→自己紹介はこちら
夫と結婚→医師妻か農家か人生の分岐点
不妊問題→原因は嫁の男遊びのせい?
月30万の義父母の浪費→やばい現状
新興宗教への勧誘→自分勝手な義伯母娘
不倫疑惑→散らばるパーツがはまる時
毒親育ち→心をえぐられた実母の言葉
神職場→憧れマダム「顔は最高の名刺」
叔母には心を預けられない
むしろ警戒してかからないと…
そう思うに至ったのは
叔母の勧めの通りに
同じ敷地内に同居した時でした
この時の「私を助けたい」と思う
叔母の気持ちは信じておりますし
あの時はああするしかなかったので
本当に助かったのも事実なのですが
祖母の介護を押し付けるあたり
ちゃっかりしているな~と
感じていたのです
そして
生活が始まってみると
私に対しても
利用できるものは利用するという
下心が駄々漏れ
駐車代を請求されたり
愚痴相手をさせられたり
出勤前に配達を頼まれたり
留守番を押し付けられたり
まるで小間使い状態
祖母に必要なものを
ほとんど負担させられたりもしました
一つ一つは大きな事でないので
文句を言うのが微妙なきわどい所を
上手く攻めてくるあたり
流石でございます
また
みんなで分けてねと渡された物を
こっそりと独り占めしていたり
私に届いたものを見つけると
”うっかり開けちゃった”風に装い
『あれひとつもらえないかしら~』と
狙ってくることもありました
やはり
小さい頃に感じ取っていた
叔母への苦手意識には確たる原因があり
因縁の相手であることには変わらず
油断してはならぬ相手だと確信
それでも
利害関係が一致している今は
叔母の力だって何だって
利用しない手はありません
実際に
意地っ張りの叔父も
結局は叔母に言いくるめられて
保証人解除の同意に成功
訪問の目的は果たした…ところまでは
計算内で喜ばしいものでしたが
叔母:
「それでねぇ、うちの人が言うように
こういう田舎って体面が大切でしょ~?
私はまゆみちゃんの味方よ?勿論
でもねぇ、あれこれ言ってくる人もいて
姪だけの味方をすると苦しい立場なのよぉ
分かってもらえると思うんだけどね?」
恩を着せるような物言いで
ちらりと視線を向ける叔母
非常に嫌な予感が漂います
頷くこともできず
口の端を引きつらせる私を前に
名案を提案したような快活さで
口を開きました
叔母:
「だからね?痛み分けにしましょうよ」
イタミワケ?
そう言って指5本広げた片手を
私の顔の前に提示し
叔母:
「これくらいでどうかしら?」
不思議なことを
言っているではありませんか
私が理解できない表情でいますと
やや眼球突出気味で
くっきり二重の目をした叔母が
さらに目を見開いて
私を覗き込むようにしながら
返答を迫ってきたのでした
オートミール入りで腹持ちが良い
とろりんスープで腸活にも良いです