4月13日、海上自衛隊舞鶴基地でのイベント後に
大学時代の友人夫婦と合流して京都北部旅の続きです。
パン屋に行って、焼肉を食べて、サプライズで安産祈願の大原神社へ連れて行ってもらった後は…
前回までのお話です
奥様「このあと観光できる場所に行きたい。」
大学友人「うん、そのつもりだよ。」
という会話をされていて、
これまた車を運転してくれる大学の友人。
車内で何を喋っていたのか覚えてませんが、
気付けば妊娠の影響で眠くなってきて…
私「ごめん、運転してもらってるのに悪いけど眠くなってきたわ。」
奥様「夫の運転怖いので目を閉じること多いんですけど、そのまま寝てしまうこと多いんですよ。」
私「荒いですか?いつももっと違うんですか?」
奥様「いつももっと荒いんですよ。」
私「スピードとか??」
奥様「それもですし何もかもです。」
大学友人「うん、もっとスピード出してるよね。今日は〇〇さん乗せてるから安全運転してるわ。」
そんな会話をしていると私も奥様も気付けば寝ていました。
目が覚めると…だいぶ移動していて、南丹市へ来ていました
南丹市といえば、ずっと行ってみたかった場所があるんです。
京都にずっと住んでいても、車が無いと行かなかったり、目的があってそこに行こうとしないと絶対に行かない場所。
不二子ちゃんから、
「鹿の剥製とかあるんやけど、南丹市って人口より鹿が多いねんか?絶対にあれ南丹市の鹿やし。」
と聞いてたんです。
鹿の剥製が見たいんじゃないんですけど、南丹市で降り立ったことがなかったので(るり渓と園部駅はある!)観光気分で楽しめました!!
それが、『かやぶきの里(京都美山)』です!!
https://miyamanavi.com/sightseeing/kayabuki-no-sato
奥様も行ってみたかったみたいなんです。
すずらんを撮影したかったみたいで。
さすが日頃幼い保育園児と関わっているだけあって、足元の気付きにくいような場所に咲いてるお花も嬉しそうに写真を撮ってました。
私よりだいぶ歳下なんですけど、
可愛らしいなって後ろ姿見てて思ったり、
保育園のことを伺うとしっかりとした発言をされるのでそういうギャップに女性として憧れます。
私も真似して足元に咲くお花を撮影したんですけど、めっちゃ久しぶりに「女子」に戻った気がしました。笑
たしかに今見るとスズラン可愛いですね。
撮ってる時は撮影を真似してただけなので、
奥様めっちゃ女子力高いなー、可愛らしいなー程度にしか思ってなかったんですけど、
同じ角度で写真を撮ってると、保育士目線っていつも低いところに気付きやすいんだなとか、保育園児目線に合わせてしゃがんで話す癖があるからこの画角で撮影するんだろうなとか、子育てに役立ちそうなことを一緒にいるだけで学べた気がします。
これこれ。これが唯一残っている茅葺き屋根の集落です。先ほど神社で茅葺き屋根の涼しさを知ったばかりなので、見ているだけで涼しさを感じました。
それにしても、周りから日本語が聞こえない。
観光客は外国人、とくにアジア人だらけでした。
舞妓で有名な京都の祇園も、ここは本当に日本か?って思うくらい外国人観光客だらけなんですけど、まさかこんなど田舎のここでもそうだと思いませんでした。
滋賀県でよく見かける飛び出し坊や。
の、京都バージョン。
最後にお土産を買って…
車に乗って、京都駅まで送って貰いました。
車でラジオを流してくれていて、
すごい懐かしい音楽が流れてたんです。
「悲しげに咲く花に…」
で始まるジャンヌダルクの『月光花』という曲です。
私「うわ!懐かし!これ大学4回生くらいじゃなかった?」
友人「それくらいやったかも。ブラックジャックの主題歌やったやんな?」
私「そうやったん?アッチョンブリケってやつ?アニメ見てへんかってん。」
という話をしたり、
私「ここどこ!?めっちゃ土地広いねんけど。めっちゃ高級住宅街やん。」
友人「俺も初めて見たわ。すごいよね。」
私「今軽く寝ててんけど目が覚めたら高級住宅街やしビックリしたわ。京都でもこんな場所あってんな。」
という話や、
私「もう今日は家に帰るだけやし京都駅じゃなくても近くのJRでいいよ?京都まで行くと家遠くなるやろ?」
友人「いいよ。妊婦なんやし、京都で外食しようと思ってるから京都駅まで送って行くよ。」
と話したり、
奥様「母子手帳見せてください。」
私「良いですよ!まだ何も記入してないんですけどね。笑」
と話したり。
気付いたら京都駅で。
濃厚な1日があっという間に終わりました。
私「交通費、ほんまやったら電車に乗る予定やったのに送ってもらったし、はい。」
と言って強引に受け取って貰いました。
楽しすぎた。終わって欲しくなかった。
と思っていたら
まだサプライズは続いてたんです!!
京都駅八条口前の駐車場でバイバイかと思っていたら…
奥様が
「もう渡していい?」
友人「いいよ。」
と言い、大きな紙袋を渡されたんです。
え、どうしよ。お返し何も持ってへん…
と焦って、
4月5日に舞鶴で買った、ほのぼの屋のチョコクッキーと美山のかやぶきの里で買った佃煮を渡しました。
めちゃくちゃ京都出身京都在住の人に、京都土産ってどうかと思ったけど仕方ない。笑
そして京都駅でバイバイしました。
主人とは、1週間ぶりに再会。
2日前の4月11日にバッサリ髪が短くなった私を見て、
主人「似合ってない…。」
私「そやろ?変すぎるやろ?けどさ母これくらい切らんとうるさいねん。男受け系の髪型したらキーキーうるさくなるし、前髪ちんちくりんくらいが黙らせられるねん。ほんま疲れたし、もう帰省したくないわ。」
主人「変になったって言ってたけど想像してたよりも前髪短すぎる。いつになったら伸びるかな。」
私「2ヶ月くらいかかりそう…。」
私「あとさ、これ〇〇さん夫婦からもらってん!」
そして帰り着き、友人夫婦からいただいた紙袋の中身を出しました。
一つ一つ丁寧にジッパー袋に入れてありました。
さすが保育士!!
こんなに丁寧なの初めて見たし、植木鉢にパールビーズまで付けているところが女子力高すぎます。
たくさんのお品が入っていました。
紙袋の中に、さらに袋が入っていて、
中を開けると…
じゃじゃん!!
こんなに大量のプレゼントが。
入院中のために、暖かくなるアイマスクや
抹茶好きな私のために可愛いポーチ
安産祈願のお守り(大原神社で買ってなかったので嬉しい!)
マタニティキーホルダー
鏡
お薬手帳カバー
などなど。
めっちゃ入ってて嬉しい!
と喜んでいると
主人「これだけたくさん選んでくれたっていう気持ちが嬉しいよね。」
本当にそう思う。
(2つ前の記事で、保育士である奥様に伺った話の詳細ですが、)
私「奥様にさ、『保育士目線で何か子育てに役立つアドバイスとか意識していることはありますか?』って聞いたらさ、
『例えば、水って言われても、水が飲みたいのか、水をコップに汲めたから褒めて欲しいのかわからないから、何をして欲しいか察しても、ちゃんと文章で言ってもらうようにしている。その方が将来、自分の意見を言える子になるから。』
って言ったはってん。なるほどなーって思ったわ。」
主人「そういう質問されて、その答えがすぐに出るってすごいよね!!」
私「ほんま私も同じこと思った!大学出たはるし保育士歴8年くらいやと思うけど、保育士続く人が少ない中でずっと続けたはるだけでもすごいことやのに、根拠がある行動を言葉にして説明できるだけですごい人やなって思ったもん。」
やっぱりどんな職業でも、極めてる人ってかっこいいなと思った瞬間でした。
完!!