
前回までのお話![]()
続きです。
門を身分証も何も見せずにホイッと入れてしまった私は、
「良いんですか?本当に良いんですか?
私、スパイの可能性もありますよ?」
と、ずっとずっと言いっぱなし。
そんな言葉を気にせずスタスタと歩く潜水艦乗りに着いて行き、
「ここが…で、この建物が…で。」
と説明を受けましたが、
全く耳に入らず![]()
それもそのはず。
ここは呉駅前にある、以前実際に使用されていた潜水艦で現在は資料館になっている「てつのくじら館」ではないのです!
あちらこちらにいる男性は「本物!」の海上自衛官であり、我が日本の平和を守る海の底のヒーローたちなのです![]()
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実は主人には数日前から、
「潜水艦の学校の中見せてもらえるねんて!」
と説明していた為、潜水艦の予習としてドラマ『沈黙の艦隊』を一緒に見ておりました。
しかーし![]()
オタクは途中話について行けず。
ドラマなのに難しく、とりあえず潜水艦がどんな仕事なのかとなんとなくで理解したまま当日を迎えました。
そんなドラマの題材にもなる人たちが目の前にいるとなれば、オタクのハートはドッキン
ドッキン
です![]()
建物の説明よりも、まるで芸能人を見ているようで、気持ちは舞い上がっておりました。
「建物の写真を撮ってもいいですか?」
と確認すると、
「この建物はダメ!」
と言われそこで我に返りました![]()
なかなか入れないオタクの聖地に舞い上がってた私はやっと地に足を付けた気分。
(そうやんな、ここはなんでもかんでも撮影していい場所じゃないもんな…)
しかし、オタクである私は侵入者を見つけてしまったのです![]()
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アリさん。どこにいるか見えますか?
「これはアリに見せかけた、小さなスパイですね。というかアリなら自由に入れるの羨ましいです。」
なんて冗談でバカっぽい話をしながら、
足元だけ撮影させていただきました。
門を潜るといくつか建物があり、
全てに「海抜
m」とシールが貼ってありました。
想像以上に海に飲み込まれやすい高さだな…と少し心配になりました。
そして、急な階段が奥にあり、
妊婦なので「ゆっくり上がらせてください!」
とお願いし、めっちゃゆっくり登らせていただきました。
雨が降ってなかったから大丈夫だったものの、
雨降りだったら妊娠中に限らず足元が怖いだろうなと思うくらい急な階段。
ただ足元の幅の面積が広いことが幸いして怖く無かったです。
若干息を切らし登ると、またもや建物の数々。
2階から見下ろす1階の景色。
色々な建物の中が見えます。
どこまで書いていいんでしょうか![]()
ベッドが見えたり、
洗濯物が干してあったり。
「あの部屋明かりついてるのわかりますか?」
「んーよくわからないです。」
「ブラインドが降りてるからきっと授業中で、外から何も見えないようにしているんだと思います。」
それを聞いて、
眩しいからブラインドを降ろしているわけじゃないんだ!
と細かいくらい国家機密の管理を徹底されていることに感動しました![]()
続いては、お待ちかねの
たいげい型潜水艦の訓練の建物に入ります![]()
続く。


