わたしは祖父を自死で亡くしました。
それから30年、それを止められなかった自責の念で苦しみました。
でも、あるとき「寿命」という言葉をもらって、ようやく自分自身を取り戻したのでした。
「人はコロナで死ぬのではない、寿命で死ぬのだ」
乱暴な言葉だとわかっています。
でも、わたしはそう思います。
コロナを恐れるあまり、わたしたちはとても奇妙なことをやっています。
買い占め、
監視、
非難、
それよりも、わたしたちがしあわせに人生を歩むのに有効なことがあるような気がします。
わたしたちすべてに、死は等しく訪れます。
コロナを恐れて右往左往するよりも、
いい人生だった、と思えるような生きかたをしませんか。
自分の笑顔は、自分ではみえません。
人の笑顔に囲まれたとき、自分の世界が天国になるのです。