差別を考える社会学者が、「ずるい言葉」に言いくるめられないための手がかりを伝授とな?
それはなんとも面白そうじゃないですか
Kindle電子書籍版にあったので、早速ページをめくりました
この本では、ずるい言葉がどのようなシーンで使われるか、イラストを使って再現。
それに対しての解説や、ずるい言葉から抜け出す考え方のヒントを丁寧に説明してくれるんですが、あれれれなーんか、しっくり頭に入ってこない。
対象が10代だから、40代の頭に入ってこないのかな、なんて嘆きつつ
既に私はヤバい奴なのかもしれない
だって、例文にあった
・あなたのためを思って言ってるんだよ。
・もっと早く言ってくれたらよかったのに。
・傷ついたのもよい経験だったんじゃない?
これ、普段からよく使ってる言葉だけどー
「あなたのためを思って言ってるんだよ。」
↓
上から目線が隠れた言葉
「もっと早く言ってくれたらよかったのに。」
↓
自分の都合が隠れた言葉
「傷ついたのもよい経験だったんじゃない?」
↓
決めつけが勘違いな言葉
え?嘘でしょひょえーーーって感じです
確かに文脈だけみたらなんとなくわかるけど、
そうだと決めつけるのもいささか乱暴かな。
伝える相手やシチュエーションによっても変わってくると思うし。相手との関係性、距離感にもよるよね
ただ、それってこっちの想いなだけで、
受け止める側がどう感じることではあるから、コミュニケーションって難しいよね
自分がずるい言葉を言う側なのか、言われる側なのか、共感できるか、できないのか、
この本を読んで試してみるのもいいかもしれないですね