■9、6、4歳の3人を育てるモモです照れ

2年半の専業主婦→ベンチャー企業で1日6時間働いてます。自己紹介はこちら

 

北斗くんと萌音ちゃん主演の映画「夜明けのすべて」をレイトショーで見てきました!

 

レイトショーは去年のスラダン映画以来、約1年ぶり。

 

上映が21時半〜23時半なので、お風呂にも入って髪の毛を乾かしてスッピンマスクでw

(映画館は家から車で10分の大型ショッピングセンター内にあるので、近所のコンビニ感覚です…)

 

北斗くんファンの私が言ったらあんまり説得力がないと思うけど、推しが出る映画でも、本当に見たいものしか見ない私が言うので信じて欲しい。(ニノの映画も映画館で見たのは2本だけ)


 感想

 

めっちゃよかった…

 

何か大きな事件が起こる訳でもないし、恋愛要素もミステリー要素もないけれど

 

人って見た目だけじゃ絶対に分からない辛さを抱えて生きていて、普通に生きるにも大変だけど、他人の少しの優しさに救われたりするよね。

 

って映画です(ざっくり)

 

萌音ちゃんは重いPMSを、北斗くんはパニック障害を抱えていて、会社の同僚である2人がお互いにひょんなことで相手の抱えているものを知り、少しずつ歩み寄って助けていくんだけど

 

会社の同僚の人や、前にいた会社の上司とか、周囲の人達もそれぞれ抱えてるんだよね。本当に。

 

でもそれはわざわざ積極的に周囲には言うことではなく、自分と同じ境遇の人と分かち合ったり、自分自身と対話したりして日々を生きていく。

 

人生、そんなことばかりじゃないですか?

 

みんな、そうだと思うんです。

 

私の周囲を見渡すだけで、パニック障害の人、不妊で悩む人、精神的な障害者手帳を持っている人、持病と戦う人、パートナーが自殺して子供を何人も抱えてる人、犯罪者になった人、子供が不登校の人…などいます。

 

私にも背景はあるけれど、人には言わないしブログにも書きません。

 

色んな背景を持ってる人に枚挙に暇がない。でも、みんな日々頑張って生きてるんだよね。

 

観客が、映画の2人に自分や自分の周囲を投影して見ることができる映画。

 

見終わった後はどこか温かい気持ちになれる。浄化作用があるというか…自分も周囲の人に優しくしようと思える、いい映画でした。

 

漫画で例えるなら(って原作は小説…)私の敬愛する吉田秋生大先生の「海街diary」「詩歌川百景」が好きな人にはどハマりすると思います。

 

でも、普通に生活してる人なら本当に誰でも共感できると思うし(パニック障害、PMSではなくても)周囲の人の優しさに涙すると思う。



萌音ちゃんの演技がとても良かった。

もちろん、北斗くんもね!(ああいう役、ハマるねぇ)


個人的には萌音ちゃんとの身長差とか、背中の大きさの違いに悶えました。