今回は、債権者代位権の要件について、
「要件」というのは、「必要な条件」という意味です。
債権者代位権を行使するには、要件を満たす必要があります。
債権者代位権は、
ざっくり言うと、債権者代位権が行使できないパターンは、
できないパターンのいずれにも当てはまらなければ、原則、
【できないパターン その1】
原則、
では、図を見て、被保全債権が何かを確認しましょう。
「ひほぜんさいけん」と読みます。
なお、Bの債権を「被代位債権」と呼びます。
「ひだいいさいけん」と読みます。
これらの呼び方があることによって、
また、述べ方的な話、
行政書士試験には40文字の記述問題が出題されますので、その対策として、
例えば、「被代位債権が〜」
仮に、「被代位債権」
「被代位債権」という用語を使わなければ、
しかも、もし、問題文中の登場人物に「Aさん」や「Bさん」や「Cさん」等の名前が付けられて
マスが足りない!解るのに!
さて、わざと話をそらしましたが、、、
被保全債権が金銭債権じゃない場合は、原則、
なお、金銭の引き渡しを請求する権利のことは、「金銭債権」
これもぜひ覚えておいてください。
では、今回は以上です。
【債権者代位権】 ざっくり入門編の第2回目でした。
お疲れ様でした。