の続きです。
ずいぶん遅くなってしまいました
前回、金利の自由化になったことで公定歩合の上げ下げが金融政策の要としての役割を果たさなくなったというお話までしましたね。
2001年3月、民間の金融機関が日本銀行から公定歩合で短期資金を借りられるというロンバート型貸出制度が始まりました。これにより、コール市場と呼ばれる短期金融市場が拡大していきました。
そして2006年8月、日本銀行は、公定歩合が金融政策としての役割を果たさなくなったことから、「公定歩合」という用語を使うことをやめ、「基準割引率および基準貸付利率」という名前に変更しました。
公定歩合はこういう歴史を持っていたのですね。
それにしても・・・
公定歩合の方がよほど覚えやすい言葉なのですがねぇ。
覚えるのも大変ですよね、基準割引率および基準貸付利率って。
まあ覚えないと仕方ありませんが