3月11日の大震災から10日。被害の状況もだんだんと明らかになってきました。
この災害により影響をうけた方々に心よりお見舞いを申し上げます。
また、被災地の皆様の一人でも多くのご無事と、一日も早い復興をお祈りしています。
お亡くなりになられた方々、愛する人々、家族を失った方々に哀悼の意を表したいと思います。
TV、ネット、twitterで情報収集する日々ですが、気になったものをピックアップ。
①岩手 避難所の赤ちゃんに風呂
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110319/k10014781071000.html
(以下、抜粋)
断水が続く岩手県山田町の避難所で、地震のあと風呂に入れない赤ちゃんなどのためにドラム缶で沸かした風呂が用意されました。
岩手県山田町の沿岸部では、地震から9日目の19日も水道が復旧せず、断水が続いています。
避難所の1つ、県立山田高校では、ボランティアで集まった地元の人たちが赤ちゃんや小さな子どもたちのために体育館の一角でまきを使ってドラム缶でお湯を沸かしました。
赤ちゃんたちは、地震のあと風呂に入るのは初めてで、お湯につかって母親に体を洗ってもらうと気持ちよさそうに目を細めていました。
生後7か月の娘を持つ母親は「娘はお尻が赤くなっていたので久しぶりにさっぱりできてよかったです」と話していました。
3歳の男の子の母親は「地震のストレスは、子どものほうが感じていると思うので、お風呂でゆったりできて、ほっとしました」と安心した様子でした。
(以上)
赤ちゃんは新陳代謝もよく、汗もたくさん書きます。
オムツの中はそもそも湿っているのに、オムツが足りずに頻繁に替えてあげられない状況が続いたと思います。
まだお風呂に入れない赤ちゃん、たくさんいると思います。赤ちゃんだけじゃなくて、大人だって同じです。
少しでも早く、みんながどうにか普通に生活に戻れますように。
②陸自の女性隊員、孤立地区の女性を支援
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110320-OYT1T00207.htm
(以下、抜粋)
陸上自衛隊東北方面航空隊の女性隊員5人が19日午前、避難者が孤立している宮城県南三陸町の県志津川自然の家に、生理用品や女性の下着などをヘリコプターで届けた。
女性の被災者には男性の自衛官や消防士に伝えにくい要望もあるため、女性自衛官が提案して行った。
届けた物資は隊員やその家族が集めた。
避難生活を送る菅原まちこさん(56)は「男性に『下着がほしい』なんて言いにくい。
男性から渡されるのも恥ずかしい」と話した。
届けた同方面航空野整備隊の西山綾子3等陸尉(23)は「今後も女性のニーズを聞いていきたい」と決意を新たにしていた。
(以上)
そうですよね。下着だけじゃなくて、生理用品のこととか、色々ありますよね。
女性の体はなかなか複雑ですし、それが分かる女性に伝えられるということで精神的ストレスも大分減るはず。
女性隊員数は限られていると思いますので、ごく一部の地域にしか派遣されていないとは思いますが、素晴らしい試みと配慮を嬉しく思いました。
twitterでは「女性隊員、カッコイイ」とのツイートがかなりありましたね^^
③放射性物質検出、健康に影響は?
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=38311
(以下、抜粋)
放射線の健康影響に詳しい鈴木元(げん)・国際医療福祉大教授によると、放射性物質の基準値は、牛乳や野菜、飲料水などを1年間毎日摂取し続けた時に、どのくらい放射性物質が体内に取り込まれて臓器に蓄積し、放射線を出すかを、大人、子どもの両方について計算した結果に基づいて、健康に害が出ないとされる値を採用したものだという。
「大人でも子どもでも継続して摂取しなければ健康に問題はないので、パニックにならないでほしい。
ただし、検出された放射性物質は原発から出たことは明らかで、広い地域で引き続き検査をする必要がある」と話す。
食品の安全に詳しい唐木英明・東大名誉教授は、「放射性物質の飛散状況はある程度予測がつく。福島や茨城産のすべての食品が危ないかのように思われることは、避けなければいけない」と話している。
(以上)
福島県産の食品だけが売れ残ったりしているようです。
悲しいことです。
基準値以上の放射性物質が検出されていないものまで「福島県産だから」という理由で買われなくなるのは問題。
そうは言っても、「政府は何か隠している」とか「本当のことを言っていないのではないか」との懸念も。
情報隠ぺいの問題も起きています。
この一連の「言わないことのパニック」が起きている場面が多いようです。特に原発のことに関しては。
どこに責任があるのでしょうね。。。今回のことで特に考えさせられたテーマです。
引き続き、注意深く見守っていきます。
被災地の方々のために、そして家族と自分のために、出来ることを、最大限していきたいと思います。