「バンクシー展ー天才か反逆者か」:重要なメッセージをアートに集約する | リベラルアーツの精進と実践の日記

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大阪のATCギャラリーで開催されている「バンクシー展ー天才か反逆者か」に行きました。

 

英国ブリストル出身の男性であるということ以外名前などは特定されていないバンクシー。

 

良く知られるように、壁などに「違法に」社会に強烈なメッセージを示した絵画を描いています。

 

コロナ禍でも、看護師が称賛されているが捨てられる可能性があることを風刺した絵を描いています。

 

なぜ壁に描くのか?

 

それは、壁であれば、お金のない人も無料で見ることができるから。

 

絵画は、18世紀までは貴族や富裕層の家の中にありました。それが18世紀に美術館ができて、一般大衆がお金を払うを見られるようになったのです。

 

しかし、本来アートは万人のもの。

 

無償で見られるようにすべきなのかもしれません。