「私たちが国際協力する理由」:やはり国益なのか | リベラルアーツの精進と実践の日記

リベラルアーツの精進と実践の日記

通算97か国訪問し農村・スラムから先端企業徹底取材。世界情勢、歴史、哲学、アート、テクノロジー、ビジネスを繋げ、世界の行方を思索する。

紀谷昌彦著「私たちが国際協力する理由」を読みました。

 

・2015年の開発協力大綱には、国益が明記された。

 

・途上国にとってSDGsは目標が多いために投資などが散漫になりがちで概念的な目標が多い。

 

・しかし、SDGsは先進国の人々を含め、受益者になりうる。

 

・日本の強みを世界全体の開発にインパクトを与えるべき。

 

などなど。

 

私は、開発援助はあくまで地球益のためと考えます。

 

国益と言った視点では視野狭窄と思っています。もっとも、国益と地球益が同一になることが今後多くなるでしょうね。

 

大変に示唆に富んでいます。

 

お勧めです。